2023年65校目は、3年連続6回目の選手権出場を決めた前回覇者・岡山学芸館高校サッカー部!
取材に協力してくれたのはキャプテンの田口裕真選手。キャプテンを任されるようになった経緯や冬の選手権への意気込みなどを語ってもらいました!

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田口 裕真
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:171cm/65kg
■前所属チーム:高槻ジーグFC(大阪)
■自分の見てほしいプレー:狭いスペースでボールを受けて前を向いて点を決めるところ

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「去年の選手権メンバーでピッチに立っていたのは平塚仁、田邉望、僕の3人です。その中でも僕は1年生から試合に出させて貰っていたので、監督から指名されたのかなと思います」

Q:選ばれるだろうなと思っていましたか?
「新チームの初戦でヴィッセル神戸U-18と練習試合をした際に、ゲームキャプテンを任されました。2年生の頃はチームをまとめる役割を平野大樹が任されていたので、自分はキャプテンにならないと思っていたのですが、自分たちの代になってから何度かゲームキャプテンをやらせて貰ったので、選ばれるかもとは思っていました」

Q:選ばれてから意識していることを教えてください。
「選ばれたからには、1年生の頃から経験してきたことを色んな選手に伝えなければいけません。チームで誰よりも向上心と言いますか、サッカーに対する想いが強くなければいけないと思い、プレーで引っ張ろうと思いました」

Q:夏休みに怪我をしたり、難しい一年間でもありました。
「怪我をしている期間に、金田泰弘コーチから『他のカテゴリーを見ることで気付くこともある』と言われ、BチームやCチームのサポートに回ったのも良い経験でした。これまでずっとAチームしか経験してこなかったので、初めての経験でした。ハングリー精神を持った選手ばかりで、1人もAチーム入りを諦めていませんでした。彼らの姿を見て、Aチームはより意識高く練習しなければいけないと思いました」

Q:やっていて大変さを感じる瞬間はありますか?
「今年は例年のキャプテンよりも重圧がかかっていた気がします。2月の新人戦はまだキャプテンではなく、試合にも出ていなかったのですが、準決勝で敗戦。8年連続だった中国新人大会への出場が途絶えました。春になってもチームが上がり切らず、チームに対してどんなアクションを起こせば良いのか悩みました。キャプテンを変わるなら、早い方が良いのかなという気持ちもありました」

Q:良かったと思える瞬間はありますか?
「キャプテンになってから、今日まで1日も気が抜けませんでした。サッカーに対する姿勢や向上心、意欲はチームのために全て還元してきた自信があります。今年は無理だなと思う気持ちが少しでもあったら、選手権までたどり着けていなかったと思います。選手権は無理だと、何人かそうなっていたこともありました。そうした選手とぶつかり合ってきました。焦りもあった中で、絶対に行けると言い続けてきました。その結果、今は僕に付いてきてくれて、そこは嬉しいですね。流されて自分も無理かなと思わなかったのが良かったです」
           
Q:最後に残りの高校生活での意気込みをお願いします。
「選手権もありますが、まずはプレミア参入戦で勝ちたいです。自分たちの歴史を変える舞台だと思っています。春の中国新人で悪い歴史を残してしまったので、自分たちが学芸館初のプレミア参入を果たし、良い歴史を作りたいです。選手権は目の前の試合、まず初戦の尚志戦に全てをかけて戦いたいです。そこで勝てば次が見えてくると思うので、まずは初戦に向けて良い準備をしてきたいです」



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