2019シーズンの56校目の取材は宮崎の名門・日章学園高校サッカー部!宮崎の強豪校を引っ張るキャプテンは、どんな苦労をしてきたのか。取材に協力してくれたのは、キャプテンを務める阿部稜汰だ!

阿部 稜汰
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:171cm/61kg
■出身チーム:日章学園中学(宮崎)
■自分の見てほしいプレー:オーバーラップでの攻撃への関与。

Q: キャプテンになった経緯を教えてください。
「1年生の頃から自分だけがスタメンに絡んでいて、他の選手より経験値が高い。経験を伝えるために、早稲田先生から昨年の選手権で負けてすぐに指名されました。中学生の頃からガツガツ積極的にチームをまとめるタイプではなく陰でチームを支えるタイプだったので、最初は自分にできるか不安でした」

Q: チームを引っ張るために意識していることはありますか?
「キャプテンは全員の矢面に立てる人間でなければいけません。以前は行動力があるタイプではなかったのですが、任されてからは自分が率先してチームの荷物を持ったり、『みんなについてきて欲しい』との気持ちを背中で見せようと考えました。今は3年生が僕についてきてくれているのを見て、下級生もついてきてくれるようになりました。最初に比べてチームとしてのまとまりが出てきたように思います」

Q: 阿部選手が先輩たちから学んだことを教えてください。
「昨年の3年生はチーム状況が悪い時こそ、色々喋って流れを変えようとしていました。僕らも先輩たちのように苦しい時こそしっかりコーチングをしたり、高い要求をしようと毎日の練習でも伝えています」

Q: 今年は早稲田監督に怒られる機会が多いと聞きました。
「サッカー以外の部分で怒られることが多かったのですが、新チーム発足直後と比べ考えて行動できる選手が増えたのでだいぶチームが良くなりました」

Q: キャプテンをやっていて良かったと思える瞬間は?
「他のチームよりもきつい練習をたくさんしているし、全国に出続けなければいけないというプレッシャーもあるので、チームとしての結果が人一倍出たら嬉しいです」

Q: キャプテンをやっていて大変さを感じる瞬間は?
「チームメイトが怒られると自分が指摘できなかったからだと無力感と不甲斐なさを感じます。ただ、周りを見て考えられるようになったと感じて色んな行動ができるようになり、サッカーにも活かされていると感じます」

Q: 最後に今年の意気込みを教えてください。
「昨年はインターハイでベスト8に入るなど良い結果が出ています。自分たちは選手権で先輩たちに結果を超えられるように頑張ります」

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