2023年35校目は、埼玉県予選を制し、7月下旬に開幕するインターハイに10年ぶりに出場する武南高校!
取材に協力してくれたのはキャプテンの前島拓実選手。キャプテンを任されるようになった経緯や全国大会への意気込みなどを語ってもらいました!

前島 拓実
■ポジション:GK
■学年:3年
■身長/体重:175cm/68kg
■前所属チーム:ACアスミジュニアユース(埼玉)
■見てほしいプレー:チームに勇気を与えるプレー

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「きっかけは、去年の先輩が引退して誰がキャプテンを務めるか、という話になった時です。武南高校は伝統としてサッカー部全員の投票でキャプテンを選出する形で、そこでみんなが自分に投票をしてくれたんです」

Q:学年リーダーなどはやっていたのでしょうか?
「自分は1年生の時にトップチームに上がっていたこともあり、なかなか同年代の仲間とプレーする機会がありませんでした。ただ、活動に参加する時は自分がまとめたりすることもあって、そういう役割は好きだったので、苦ではありませんでした。キャプテンとかを小中でやった経験もありませんでしたが、まとめることは苦手ではなかったです」

Q:部員数も多いと思います。まとめるのは大変だったのでは?
「キャプテンをやりたいという気持ちがあったので、自分が1、2年生の時から、キャプテンの振る舞いを見てきたことが役に立っています。不安は少なからずありましたが、仲間たちも話を素直に聞いてくれますし、率先して動いてくれます。なので、本当にストレスはありませんね」

Q:先輩たちの振る舞いを見て、参考にしているところはありますか?
「自分が1年生の時のキャプテンである中村優斗さんの振る舞いは参考になっています。CBのポジションをやっている先輩だったのですが、ポジション的に仲間に厳しい言葉をかけないといけないんです。僕も一緒にプレーしている頃は『うるさいな』と思うこともありましたが、今考えれば、嫌われたとしてもしっかりと言う勇気が必要だったと思います。なので、僕もあえて自分から厳しい言葉をかけていて、自分が嫌われてもチームが良い方向にいけばという想いで振る舞っています」

Q:10年ぶりにインターハイに出場します。改めて全国大会に向けて意気込みを教えてください。
「みんなが頑張ってくれたのでインターハイに出場することができました。応援やOBの方々の声援も大きかったですし、歴史ある武南を多くの方が応援して下さっています。その方々の力は本当に大きいです。その中で久々にインターハイ出場を決められたので、すごくホッとしていますし、これからさらに頑張っていきたいと思います。大会に出るからには優勝を目指してやっていきたいです。自分たちは今まで関東大会しか経験していませんが、全国的に有名なチームと対戦します。対戦相手は神村学園、青森山田、静岡学園など、強いチームばかりです。自分たちは揉まれながら、新たにステップアップをして、成長していきたいと思っています」



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