2023年41校目は、インターハイに4大会ぶりに出場し、準決勝進出を果たした明秀日立高校!
取材に協力してくれたのはキャプテンの山本凌選手。キャプテンを任されるようになった経緯や全国大会への意気込みなどを語ってもらいました!

山本 凌
■ポジション:CB
■学年:3年
■身長/体重:180cm/77kg
■前所属チーム:FCフェルポール愛知(愛知)
■見てほしいプレー:身体の強さを生かした守備

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「実は新チームが発足したばかりの時には、キャプテンを固定しなかったんです。最初はチーム全員でキャプテンを回して、適任者を探そうという感じでやっていくことになりました。その中で自分がやる番になり、努めていくうちに責任感が芽生えてきたんです。そこで自分が4月の関東大会予選前に萬場(努)監督に対し、『キャプテンをそろそろ決めたほうがいいのでは』という話を伝えに行ったんです」

Q:自分から伝えに行ったということですが、どういう経緯で伝えることになったのでしょうか?
「チームメイトで話し合ったんです。関東大会の予選前にまだキャプテンが決まっていないのはチームに的にあまり良くありません。そういう感情があったので監督に伝えてに行きました」

Q:自分がキャプテンをやりたいという意思があったのでしょうか?
「新人戦ぐらいから自分がキャプテンをやりたいという想いはありましたね。自分が中心になってやっていくという意思がありました。試合の中でも自分が中心になってやっている感覚があったので、そういうのも自分の中で決意を固める要因になりました」

Q:小学校と中学校ではキャプテンをやっていないなかで、いきなり高校でキャプテンを務めるのは大変だと思います。部員数が多い中でまとめるのは苦労が多そうですよね。
「部員数が多いのは大変です。トップチームにいる選手たちはやっぱり自分が直に接している選手たちなので、何が問題があれば直接話すことができます。でも、他のカテゴリーは自分が直接話せないので難しいです。自分が見ていないところで色々あるので、本当にまとめるのは大変ですね」

Q:まとめるために工夫していることはありますか?
「各カテゴリーにリーダーがいるので、そういう選手たちに力を貸してもらっています。チーム全員がまとまっていくためには面と向かって話さないといけないので、リーダー格の選手たちの存在は大きいです」

Q:インターハイ出場を決めましたが、チームをまとめて一つに向かっていくのも大変だったのではないですか?
「そうですね。ただ、今までの経験が生きました。インターハイ前にチーム全員で話し合う機会を増やし、チーム全員で目標に向かって走っていくことを心掛けました。全員で目線合わせができたので、良い状態のままインターハイに臨むことができて、いい結果がついてきたと感じています」

Q:最後にインターハイに向けて、意気込みを教えてください。
「自分が入学して以降、1回も全国大会に出てないので、僕たちにとっては初めての全国舞台になります。緊張もするかもしれませんが、僕たちの立場に関係なく、挑戦者として大会に臨めるようにしたいです。目標は日本一です。日本一を達成するためにチーム全員で頑張っていきたいと思います」



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