2019シーズンの17校目は、中国高校サッカー新人大会で3位に入った岡山の注目校・就実高校サッカー部!
強豪を引っ張るキャプテンは、どんな苦労をしてきたのか。取材協力してくれたのは、チームをまとめる湯淺怜夫選手!

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湯淺 怜夫
■ポジション:MF(ボランチ)
■学年:新3年
■身長/体重:168cm/63kg
■出身チーム:ハジャスFC(岡山)
■自分の見てほしいプレー:「球際の強さ、セカンドボールを拾うところ」

Q:キャプテンに選ばれた経緯は?
「就実は1学年に1人ずつ責任者がいて、自分は1年のときから責任者でした。3年にキャプテンが1人、副キャプテンが2人いて、2年にも副キャプテンがいるのですが、自分が副キャプテンだったので、その流れでキャプテンになりました」

Q:キャプテンのやりがいを感じるところは?
「試合に勝って、みんなで喜び合うときに、キャプテンをやっていてよかったと思います」

Q:ここまでチームを引っ張ってきて、意識していることは?手応えは感じていますか?
「いまのチームは声があまり出ないので、率先して声を出すようにしています。2月の県の新人戦では就実サッカー部史上初めて、県内タイトルの決勝まで勝ち進みましたが、作陽にPK戦で敗れてしまいました。最後の詰め、あと一歩のところが足りなかったので、今後の練習で意識して積み上げていきたいです」

Q:その新人戦の準決勝、岡山学芸館は、チーム全体で気持ちのこもったプレーを見せていました。
「試合前の円陣から『今日は歴史を変えてやろう』と声を掛け合っていて、実現することができました(〇3-1)。でも決勝は先制され、後半アディショナルタイムに追い付きましたが、延長で逆転はできず、PK戦で敗れました(▲1-1〈PK4-5〉)。チームが成長するためには、もっと声を出さなければいけないと思うし、練習の意識も、もっと高めなければいけないと思います。先生方にも『このままでは全国大会には行けない』と言われているので、質の高い練習をしていきたいです」

Q:3月に広島県で開催された中国新人大会では3位になりました。
「3位決定戦の前に、4位と3位では全然違うと思っていて、先生方にも『4位では岡山に帰れないぞ』と言われていたので、気持ちが入っていました。県の新人戦が終わった後、チーム状態があまり良くなかったので、選手だけで話し合いをしたんです。中国新人大会、インターハイ予選、選手権予選に向けて『このままではダメだ』と声を掛け合って、練習からバチバチやってきました」

Q:新年度に向けての課題は?
「パスなどの技術面が全然ダメなので、改善していきたいです。チームもさらに成長して、インターハイ、選手権に出場できるように頑張ります」

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