2019シーズンの22校目の取材は、岩手の注目校・花巻東高校サッカー部!
いま岩手で勢いのある注目校を引っ張るキャプテンは、どんな苦労をしてきたのか。取材協力してくれたのは、チームをまとめる安孫子正和キャプテン!

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安孫子 正和
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:163cm/58kg
■出身チーム:多摩大目黒中学校(東京)
■自分の見てほしいプレー:長短分けたパスやスルーパス、ドリブル

Q:これまでキャプテンを任された経験はありますか?
「これまでそういうものに全く縁がなくて、初めての経験です。監督に指名されて引き受ける形だったんですけど、最初は何をどうしていいか全然わかりませんでした」

Q:どんなことがつらく感じましたか?
「練習でもそうだし、試合でもそうですけど、きついときにキャプテンがどう取り組んで、どんな声をかけてチームを支えるかというのがすごく大きいんです。キャプテンになる前までは、まわりのことは気にせずに自分のことに集中していたので、余計にその難しさを知りました。ピッチの上だけじゃなくて、普段の生活面でも模範にならないといけないので、そういう意識やメンタルの強さは自分でも変わった部分かなと思います」

Q:キャプテンはどういう力が必要だと思いますか?
「キャプテンは監督からも信頼されている選手がなるものだと思うので、プレッシャーはありますが、個人的にはプレーで勝利に導ける力っていうのは必要だと思います。それに加えて、仲間を支えられる力もなきゃダメだと思います。その2つがあるのが自分の中での理想です」

Q:「チームをこうしたい」と思ってもなかなかうまくいかないときもあると思います。そういうときはどうやって解決しますか?
「これまであまり先頭に立ってこなかったこともあって、人に何かを伝えるということの大変さはキャプテンになって気づきました。自分だけではどうにもならないことも多いので、間に副キャプテンに入ってもらって、自分の考えていることを伝えてもらったり、逆にみんなにサポートしてもらったり、やっぱり仲間に助けられていると感じます」

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