2019シーズンの36校目の取材は、埼玉の強豪・浦和東高校サッカー部!
埼玉の強豪校を引っ張るキャプテンは、どんな苦労をしてきたのか。取材協力してくれたのは、チームをまとめる金子将也キャプテン!
金子 将也
■ポジション:MF(ボランチ)、DF(CB、SB)
■学年:3年
■身長/体重:174cm/67kg
■出身チーム:FELEZA FC(埼玉)
■自分の見て欲しいプレー:「チームに熱い気持ちとか、ベースの部分とか、見ている人とか味方とか応援してくれる、選ばれていない部員とかに見せたいと思っています。(強みは)自分フィジカル的な部分は強くないのでキックやボールを扱うところです」
Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「キャプテンが選ばれるのは部員の投票からなんですけれども、投票で集まった人を先生の中で会議して決めるという形でした。自分はキャプテンに選ばれたら1年間、死ぬ気でやる覚悟ができていましたし、去年の部長の茂木(裕磨)キャプテンとも結構話しますし、先生と部員の架け橋になれるように。意見の交換でちゃんと役割をしたいと思っています」
Q:決まった時期は?自分かなという予感はありましたか?
「新チームが始まって12月に。(予想は)何となくありました。覚悟は決まっていました」
Q:なかなか出場時間を伸ばせず、平尾信之監督も今、一番思うところがあるだろうと話していました?
「その通りで、とにかくピッチ外でやれることはやっているんですけれども、ピッチ内でチームに全く貢献できていないと感じています。だから、もっと自分がやらないといけないなと。色々な人も先生も応援してくれるし、それを一番自分が感じているので、ピッチの中で表現できたらなと考えています」
Q:そのためにやっていることは?
「とにかく周りに気を配って。でも、最初は気を配りすぎて、自分のことが疎かになってしまっていた。先生にも言われたんですけれども、自分のやることを一生懸命やることが一番チームのためになっているということに最近気づけてきたので、まずは自分が一生懸命にやることを考えています」
Q:どういうところを期待されてキャプテンになったと思いますか?
「部員からの投票なんですけれども、他の部員と比べると、まだマジメにはできているかなと思います。まだ足りないところもあるんですけれども、それ(マジメさ)を周りに影響させられたら良いと思います」
Q:キャプテンとしての課題は?
「メンタルが弱くて全部自分で背負い込んじゃったりしていたので、だから最近は先生とも相談したりして全員で協力して、背負いすぎないでやっています」
Q:相談することはどのようなことが多いですか?
「全員が全員意見を聞いてくれている訳じゃなくて、そこは難しいんですけれども、そういう時にどういう対応をした方が良いかとか、課題がいっぱいあるので聞いています」
Q:今後、どのようなリーダーになりたいですか?
「全国に出るのに相応しいキャプテン像になるのもそうなんですけれども、いるだけでも場が引き締まるというか、目標を高く持ちすぎないようにしていますけれども、埼玉を代表して全国に出るのに相応しいキャプテンになりたい」
Q:チームが全国に出るために必要なことは?
「より隙をなくしていくことが大事かなと思います。技術面でも埼玉の他の学校にかなわないところがいっぱいあるんですけれども、それを埋めていくこと。そして、ベースを強みにしているんですけれども、さらに強くしていきたいです」
Q:打倒私立ですか?
「とにかく私立を倒したくて、みんなそう思っている。ここで教わったことをピッチで全面に出して、絶対に公立で埼玉を獲るんだという気持ちでみんなで頑張りたいです」
Q:個人としての目標は?
「個人的には試合に出てピッチで貢献したいですし、もし出れなかったとしてもやれることはいっぱいあるので、自分の役割を全うしたいです」
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