西原高校サッカー部あるある「ハーフタイムに1年生が『ハイサホイサ』」【2019 インターハイ出場校】：ヤンサカ

各サッカー部に存在するあるあるネタを、今回は地元沖縄でのインターハイ出場を決めた西原高校の選手たちに学校ならではの話を池原弥輝、伊佐響、新城圭一朗、比屋根由也の4選手から聞かせてもらったぞ！

①『地獄の1分半走！』
新城「学校内の1周が約450mあって、それを最低1分半で走り切るのですが、それを7本ぐらいやります。これがきつくて...」
伊佐「直前までこのトレーニングをやることを伝えられなくて、いざやるってなったときはかなりメンタルにきます」
池原「朝練のときにやることが多くて、授業中は足パンパンになっているんですが、そこはもう耐えています」
新城「今は1周では収まらなくて、2周をノンストップで3分以内で走るようになっていて、2本目ぐらいでもうやめたくなりますが、そこはもう気合で走り切るだけです」

②『大きな声であいさつ』
新城「新入生がサッカー部に入ったとき、人前で大きな声で挨拶できるよう鍛錬します」
池原「僕が新入生で入ったとき最初、何が始まるんだろうなってワクワクしていたんですが、いつも優しい先輩たちが緊張感を持たせるような感じで僕の前に立って、あいさつ練習が始まりました。最初は先輩が見本を見せてくれて、そのあとに僕が続けてあいさつをします。ちょっと大きい声だと不合格で、マジ大きい声じゃないとだめです」
新城「実は今のキャプテンの（玉城）羽は1年生のときに一番やり直しさせられていて。ほんと声が小さかったのですが、今じゃキャプテンとしてチームを引っ張ってくれています。信じられないですが本当に頑張ったんだなと思います」
比屋根「この練習のおかげで学校だけでなく校外でも知っている人に会ったときは自然とあいさつがするようになりました」
新城「周りからの応援に対して僕らは行動で示さないといけないですし、あいさつをしっかりやることは大事なことだなとあらためて思いました」

③『応援団がすごい！』
池原「大会での応援がすごくて、ハーフタイムのとき1年生が5人ぐらい前に出てきて『ハイサホイサ』というのをやるんですが、すっごい面白いです（笑）」
新城「先輩に指名されて一発ギャグみたいなものをやるんですが、これがめちゃめちゃ恥ずかしいんです（笑）。これはもう伝統です。あと、何度も世界で金賞を取っているマーチングバンドも強い味方で、試合で演奏してくれるとテンションが上がります。ただいつも音量が大きいので試合中、選手とコミュニケーションを取るとき大きい声でやらないとかき消されます。でもグラウンドの横でいつもマーチングバンドが練習していて、楽器の音が響く中でボールを蹴っているので、そのおかげで鍛えられています」

④『練習後のおにぎり』
伊佐「激しい練習をしたあと、毎回ではないんですが監督がお米を準備してくれて、それでマネージャーがおにぎりを作ってくれています」
池原「きつい練習をしたあとにすぐご飯が食べられるのは嬉しいです」
比屋根「おかげで買い食いもしないですし、疲労回復にもつながっています」

あるあるを教えてくれたのは、この４人！

池原弥輝（いけはらみつき）
■ポジション：サイドバック/サイドハーフ/ボランチ
■学年：2年
■身長/体重：165cm/58㎏
■出身チーム：ヴィクサーレ沖縄（沖縄）
■自分の見てほしいプレー：がむしゃらに走るところを見てください
■インターハイでの意気込み：神村学園と國學院久我山との勝者と対戦しますが、どっちが来ても精一杯がむしゃらに頑張るだけです！

伊佐響（いさひびき）
■ポジション：ボランチ/サイドハーフ
■学年：3年
■身長/体重：161cm/55㎏
■自分の見てほしいプレー：ボールを持ったときのゲームコントロールで、攻撃のリズムと周りを活かしたプレーを心がけています。
■出身チーム：西原中（沖縄）
■インターハイでの意気込み：全国レベルとの対戦で、１勝でも多く試合ができるようにしたいです！

新城圭一朗（しんじょうけいいちろう）
■ポジション：サイドハーフ
■学年：3年
■身長/体重：176cm/68㎏
■自分の見てほしいプレー：スピードを活かした縦の突破からクロスボールをあげることと、カットインからのシュートが得意です。
■出身チーム：琉大付属中（沖縄）
■インターハイでの意気込み：全国にいるディフェンダーを相手に一対一での対決は自信を持っていますし、ビビらずにどんどん仕掛けて点に絡むプレーを見せたいです！

比屋根由也（ひやねゆうや）
■ポジション：ボランチ/センターバック
■学年：2年
■身長/体重：176cm/64㎏
■出身チーム：Wウイング沖縄FC（沖縄）
■自分の見てほしいプレー：ボールキープ力には自信を持っていて、判断良くプレーすることを心がけています。
■インターハイでの意気込み：沖縄開催で地元の方々が応援してくれると思うので、その期待に応えられるようにしたいです！