溝手日奈太と原田健太郎は何で兵庫の強豪・三田学園高校サッカー部を選んだのか？【2019 インターハイ出場校】：ヤンサカ

どんなところにこのチームの良さを感じたのか。数ある高校やクラブの中から絞り込んで選びぬいた高校には、必ず選んだ理由があるはず。
今回は、兵庫県代表としてインターハイに出場する強豪・三田学園高校サッカー部の溝手日奈太選手と原田健太郎選手に選んだ理由などを聞いてみたぞ！

溝手日奈太
■ポジション：MF
■学年：3年
■身長/体重：168cm/58kg
■出身チーム：FC川西（兵庫）
■自分の見てほしい：カットインからコントロールカーブ

■三田学園を選んだ理由は？
「練習試合で三田学園に訪れ、環境が整っていて自分に合っている学校だと感じたのが理由です。最初は滝川第二や神戸弘陵など全国大会の常連校への進学を考えていたのですが、これから強くなるチームに入り、有名なチームを倒して革命を起こしたいと思ったのも決めた理由です。
入学する前にイメージしていた通り、三田学園はみんな元気いっぱいで活気に溢れています。全員の仲が良くて毎日楽しく練習できています。最初は内気で誰とでも気さくに話せなかったのですが、上手い選手に追いつこうと頑張るうちに性格が変わり、負けず嫌いな気持ちが生まれました。夏はチームの中心選手になれるよう、得意の声出しを頑張って誰よりも一番走りたいです」

原田健太郎
■ポジション：MF
■学年：3年
■身長/体重：173cm/63kg
■出身チーム：FCリアン（大阪）
■自分の見てほしいプレー：相手CBとボランチの間の変な所に入る動きと意表を突くプレー

■三田学園を選んだ理由は？
「福原（幸明）監督と仲が良い中学時代の監督に、三田学園を勧めてもらったのがきっかけでした。夏休みに練習参加し、僕が好きなパスサッカーをしていたのを魅力に感じていたら、その日のうちに福原監督が『うちに来てほしい』と言っていたのを知り、入学を決めました。
僕が入って、バルセロナのようにパスがどんどん前に通るチームにしたいと思いました。中学の先輩が所属していたことや、学力も高くて文武両道を目指せるのも三田学園を決めた理由です。
朝連の際は5時過ぎに家を出なければならないなど、通学するのに時間がかかり、電車の中で勉強しないとダメなので三田学園に入学してから自分に厳しくなれました。勉強がだるくてついつい寝ちゃう時もありますが、頭が良い周りについていくためと行きたい大学に合格するため頑張ろうと思えます」