2019シーズンの26校目の取材は、三重の注目校・近畿大学工業高等専門学校サッカー部！
三重の注目校を引っ張るキャプテンは、どんな苦労をしてきたのか。取材協力してくれたのは、チームをまとめる中村榛キャプテン！


中村 榛
■ポジション：FW
■学年：3年
■身長/体重：171cm/67kg
■出身チーム：名張FCテコス（三重）
■自分の見てほしいプレー：球際の強さと縦への推進力

Q.キャプテンになった経緯を教えてください
「昨年の先輩たちが引退してすぐに、僕たち新3年生で集まり、まずはキャプテンと副キャプテン候補の選手を選びました。そこから、スタッフと話し合った結果が僕に決まりました」

Q.自分から見てキャプテン向きの性格？
「中学生の時は副キャプテンをしていましたし、1年生の時はルーキーリーグでキャプテンを経験しました。昨年と一昨年のキャプテン（田中崇太郎、黒川純誉）はとてもしっかりしていて、二人を見本に僕もやりたいと思っていました」

Q.キャプテンになってから意識していることはありますか？
「チームの様子をじっくり見るようになりました。普段皆がどんな行動や、練習前の雰囲気をこれまでは意識していなかったのですが、ちゃんと見るとチームの良い所と悪い所がよく分かる。近大高専は、個性が強い選手の集まりで練習の雰囲気が良いことに改めて気付けて良かったです」

Q.やりがいを感じる瞬間は？
「昨年までは皆と一緒にワイワイ盛り上がっていたのですが、キャプテンになってからは冷静に周りを見る機会が増えました。盛り上がっている姿を見る時は良いなって思います。ただ、新チームになってすぐは賑やかなだけ。皆が勝手なことばかりしていて、それをまとめるのが難しかったです」

Q.今年、チームとして頑張っていることを教えてください
「昨年は内気な選手が多かったのですが、今年は自発的な選手が多い。昨年は僕ですが、全員がキャプテンという意識で練習や試合に取り組むようにしています」

Q.最後に今年の目標を聞かせてください
「昨年は全ての大会でベスト4まで進みました。先輩たちが残してくれた成績のおかげで、良い1年生がたくさん来てくれました。周りからの期待も感じるので、今年こそはベスト4の壁を超えてインターハイと選手権で全国に出たいです」

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