2019シーズンの50校目の取材は、福島の注目校・学法石川高校サッカー部！
福島の注目校を引っ張るキャプテンは、どんな苦労をしてきたのか。取材協力してくれたのは、チームをまとめる鴨志田紘武キャプテン！

鴨志田 紘武
■ポジション：DF
■学年：3年
■身長/体重：174cm/62kg
■出身チーム：鹿島アントラーズノルテJY（茨城）
■自分の見てほしいプレー：クサビのパスとサイドからのクロス

Q：キャプテンになった経緯を教えてください
「1月の裏選手権で、副キャプテンの二人と僕が監督に呼ばれて指名されました。元々、1年から試合に出させてもらっていたので、僕がやるのかなとは予感していました。キャプテンをやらなくても高校最後の年だし、自分はプロになりたいので上手くなるためにもチームを引っ張っていこうとは思っていました」

Q：今年に入ってから意識していることを教えてください
「1年生の頃はチームのことを考えず必死にやっていましたが、学年に上がるにつれて緊張する後輩たちへの声かけは忘れないようにしていました。キャプテンになってからはプレー中に声を出したり、練習中の雰囲気を良くしようという気持ちは以前よりも強くなりました。私生活の部分でも自分がやらかしたら周りに指摘できないので普段から気を配って、後輩たちの見本となる選手になろうと意識しています。『私生活でこういうことができないと勝てないよ』と声を掛けたりもします」

Q：キャプテンをやっていて良かったと思える瞬間は？
「まだ全国に行けていないし、プリンスリーグも勝ちが多いわけではないので、まだそんなにありません。県外との強豪に通用する部分も感じていますが、結果が出ないと意味がないので夏以降は今まで以上に結果に拘って頑張ります」

Q：反対にやっていて大変だと感じる瞬間は？
「プロになるため欠かせない自分の課題に集中しちゃった時に、チームの細かな部分まで気を配れない時に大変さを感じます。後から『こんなことを言うべきだった』と後悔することも珍しくありません」

Q：最後に今年の目標をお願いします。
「プリンスリーグの舞台を後輩たちに残したい。1年で県リーグに降格したら意味がないし、先輩たちが頑張って上げてくれたので簡単に落とすわけにはいきません。ここから頑張って戦って残留したい。また、インターハイ予選は尚志に負けてしまったので、選手権予選ではしっかり決勝に戻って全国に行きたい。ただ全国に行くだけでなく二つ三つと勝って、全国でも戦えるチームだと示したいです」

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