最前線でチームのために戦う。それがエースの仕事だ。今季、筑陽学園で伝統の背番号7を託された岩崎巧はどのような心持ちでピッチに立っているのか。その思いを尋ねてみたぞ!
岩崎 巧
■ポジション:FW
■学年:3年
■身長/体重:175cm/65㎏
■前所属チーム:老司中学(福岡)
■自分の見てほしいプレー:スピードに乗ったドリブル突破
Q:今季はチームのエースナンバー・背番号7を託されました。自身の役割はどのように考えていますか?
「自分が得点に絡まないといけない。試合を作るのではなく、試合を決めるのがエース。ゴールへの意識は去年よりも強くなったし、そこは大島とも話して2人で点が取れるような関係になれたら良いと考えています」
Q:7番を託された時の心境はどうでしたか?
「今までエースナンバーを背負ってきた先輩を見てきたので、最初は緊張していました。ただ、今は堂々とプレーができていると思います。エースナンバーを託されるとは想像していなかったけど、7番を付けたいと考えていました。なので、背負う準備はできていましたね」
Q:ただ、新人戦では準決勝で敗れ、九州大会に行けませんでした。エースとして責任を背負う部分もあったのでは?
「自分が決めるべきところで決められず、エースの仕事を果たせませんでした。新チーム最初の敗戦だったのでめちゃくちゃ悔しかったです」
Q:その悔しさをバネに取り組んできたと思いますが、新型コロナウイルスの影響で活動できていない間に取り組んでいたことは?
広いコートでサッカーができなかったので、足下の部分や運動量を磨いていました。自分の良さはドリブル。それを90分継続してプレーできるような体力をつける意識を持って、体を動かしていました。好きな選手は香川真司選手で、ゴール前の状況判断や決め切るところを尊敬しています。なので、ゴール前でのラストパスやシュート。ゴール前のバリエーションは増やしていきたい」
Q:選手権への想いを教えてください。
「チームとしてまだまとまり切れていません。攻撃面も良くなってきているけど、自分が決め切れていないから勝てていない。そこは自分の責任。ゴールを取り切るところを突き詰めて、選手権で勝てるようにやっていきたいです」
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