2020シーズンの56校目の取材は一昨年のインターハイで全国優勝を成し遂げた山梨の強豪・山梨学院高校サッカー部!キャプテン・熊倉匠選手にキャプテンになった経緯や今季の意気込みを聞いてみたぞ!
熊倉 匠
■ポジション:GK
■学年:3年
■身長/体重:181cm/70㎏
■出身チーム:FC東京U-15深川(東京)
■自分の見てほしいプレー:的確な指示とリーダーシップ
Q:キャプテンになった経緯は?
「1年生の頃から学年のキャプテンを任されていて、その中で去年もずっと試合に出ていた。経験面も含めて、監督からやって欲しいと言われました。話をもらう前からやるつもりでいました」
Q:キャプテンになった早々に今年は新型コロナウイルスの影響で活動自粛を余儀なくされました。インターハイも中止になりましたが、改めて当時の心境などを教えてください。
「自分が今年のキャプテンを任されたので、チームを引っ張っていこうと思っている最中でした。まさか、新型コロナウイルスの影響で大会がなくなるとは想像していなくて...。去年は自分のせいで全国に出られなかったので悔しい想いを持っていたので、今年こそはという想いが強かった。チームをまとめる上で僕はコミュニケーションを大事にしていたけど、今年は自粛などもあってそれができなかった。大変だったけど、歴代のキャプテンから話を聞いたりして、どういう風にすればいいか、当時の経験談を聞いたりして、参考にしながらやっていましたね」
Q:そういう意味で去年のプリンスリーグ参入戦では去年のキャプテン・平松柚佑選手(現・早稲田大)が2得点を奪って、チームを勝たせてくれました。彼の背中を見ていたのも大きかったのでは?
「偉大なキャプテンの一人で本当にいろんなことを教えてもらいました。そして、もう1人目標にしているのが、3つ上の代でキャプテンをやっていた加藤拓己君(現・早稲田大)です。僕も加藤君のようなキャプテンを目指さないといけない。活動自粛中にZOOMで会話をする機会があった時に話を聞くと、やっぱりコミュニケーションが大事だと言っていました。そこは自分の考えと一緒だったんです」
Q:コミュニケーションを大事にしていたとはいえ、自粛中は仲間と会えなかったのでまとめるのは大変だったのでは?
「難しかったですね。インターハイ中止が決まったのはすごく残念で、去年から今年は全国に出たいと思っていたのにそれが叶わなくて...。本当に悔しい思いもあったのですが、まだリーグ戦と選手権が残っている。インターハイ中止で気持ちを落としていたら、自分達が目標にしている日本一には届かない。そこはみんなで話して、頑張ろうと言いました」
Q:最後に意気込みを教えてください。
「最後の大会なので良い思い出を作りたいけど、それ以上に勝ちに拘って戦いたい。日本一は1校しか掴みとれないので、今から積み上げていってレベルを上げていきたいと思います」
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