2020年55校目の取材は福岡の強豪・筑陽学園高校サッカー部!昨季はライバル・東福岡高校を下し、11年ぶりに選手権の舞台に立った福岡の筑陽学園高校サッカー部!
2年連続の出場を目指す強豪校でキャプテンを務める大嶋遥人選手に、キャプテンになった経緯やチームをまとめる上で苦労した点を聞いたぞ!

大嶋 遥人
■ポジション:FW
■学年:3年
■身長/体重:180cm/70㎏
■前所属チーム:姪浜中学(福岡)
■自分の見てほしいプレー:裏への抜け出し

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「去年、先輩のおかげで全国を体験させてもらえました。ただ、スタメンで出場させてもらったのは巧と自分だけ。それをチームのみんなに伝えられるのは自分たちしかいないので、キャプテンに任命されたと思います。3年生の中でも投票したんですけど、自分への票が多かった。そこから青柳監督と話し、正式に自分が任されました。時期はだいたい新人戦が終わった2月中旬ぐらいでしたね」

Q:今年は新型コロナウイルスの影響で活動自粛を余儀なくされた時期がありました。キャプテンとしてチームをまとめるのは大変だったのでは?
「去年と比べて難しかったのは、新型コロナウイルスの影響で活動を自粛していた時期ですね。5月下旬ぐらいまではみんなで活動することはなかったのですが、チームとしてサッカーから離れていたことが一番の問題でした。コロナ中もサッカーをするために試行錯誤しましたし、コミュニケーションを取れていたとはいえ、全体での活動が再開した時に例年以上に意識が低いと感じたんです。そこからチームをまとめるのが自分の役目だと思いました」

Q:その期間中にまとめるためにやったことは?
「できるだけチームメイトと連絡が取れるように、LINEでグループを作ってコミュニケーションは取っていました」

Q:とはいえ、インターハイ中止になってかなりモチベーションを保つのが難しかったのでは?
「僕たちは今までインターハイの開催が当たり前だと思っていました。それが中心になったのはかなりショックでしたね。なので、チームとして上手くいかず、雰囲気も良くなかった。だけど、選手権はあると信じているし、チーム全体でどう練習に励んでいけるかが大事になります、なので、僕たちは会話やミーティングをすることでモチベーションを上げていきました」

Q:練習再開後は違和感があった?
「そうですね。今までのような一体感がなくて、これはまずいなと思いました。なので、全体ミーティングを増やして、学年ごとのミーティングにもキャプテンと副キャプテンが出席するようにしました」

Q:選手権に向けて、意気込みを教えてください。
「9月に入ってリーグ戦が始まりましたが、試合慣れしていなくて、結果も出ていなくて内容も良くありませんでした。選手権は高校最後の大会。内容も良くしたいけど、まずは結果を出したい。今までコロナで応援に来られなかった親御さんたちや仲間のためにも必死に戦い、サッカーをやっていて良かったというのを伝えて、結果に結びつけていきたいです」



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