2020シーズンの57校目の取材は福島の強豪である尚志男子サッカー部!尚志高校のキャプテンはコロナ禍の今季どんな苦労をしてきたのか。取材に協力してくれたのは鷹取聖選手だ!

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鷹取 聖
■ポジション:DF(センターバック)
■学年:3年
■身長/体重:176cm/62㎏
■出身チーム:横浜FCジュニアユース戸塚(神奈川)
■自分の見てほしいプレー:「カバーリングのところと声を出してチームをまとめるところです」

Q:キャプテンに選ばれた経緯は?
「昨年のシーズンはトップチームになかなか関わることができなかったのですが、選手権の県予選後の期間を経て、全国大会ではトップチームに入ることができました。1年生の頃から声を出すことや、チームをまとめることなど、チームのために働くことを意識していました。3年生になって直接コーチなどにキャプテンをやってくれ、と言われたわけではないのですが、チームのみんなの推薦で『聖、やってくれ』という声を受けて、キャプテンとして頑張ろうと思いました。1月初めに自分がキャプテンと言われてはいましたが、そこからは全員がキャプテンという気持ちをやっていこうということで、キャプテンを全員で回していましたが、本格的にキャプテンとして始動したのは、夏のアルティマフットボールリーグからでした」

Q:新型コロナウイルスの影響で練習できない期間ができてしまいました。苦労したことは?
「世間がコロナ禍ということで練習できない時期もあり、インターハイも無くなって、最初はみんな落ち込んでいた空気がありました。それでもみんな元気のある奴が多いので、良い声を掛け合って、『選手権に向けてやっていこう!』とか『インターハイが無いんだったら選手権は絶対全国取ろうな!』という声がありました。その中で出させてもらったアルティマリーグを通して、冬の選手権に向けてやっていこうという一体感が生まれました。コロナ禍でサッカーができないつらさがありましたが、チームの絆はより深まったと思います」

Q:周りの選手は支えてくれていますか?
「キャプテンとして大変なこともありますが、今年は五十嵐(聖己)や山口(颯真)が一緒になってチームを引っ張ってくれて、神林(翼)や(渡邉)光陽、菅野稜斗も1回みんなキャプテンをやっているというのもあって、みんなが支えてくれています。自分一人に負担がかかっているわけではなく、全員でチームをつくれている印象があります」

Q:今後の目標は?
「今年はインターハイが無かったので、選手権で全国制覇を必ず成し遂げたいと思っています。今年はインターハイも無く、昨年の県新人大会も優勝できていなくて、今の代で福島県のタイトルはありません。この選手権で福島のタイトルを獲って、全国大会でも必ず優勝したいと思います」


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