2020シーズンの58校目の取材は福岡の名門である東福岡高校サッカー部!2年ぶりの選手権出場を目指す名門・東福岡高校。県新人戦こそ準決勝で敗れたが、9月に開幕したスーパープリンスリーグ九州では4勝1分で終え、Aパートの首位を決めるなど調子は上がってきている。今回は東福岡でキャプテンを務める上田瑞季選手を直撃!キャプテンになった経緯や最後の冬に向けて意気込みを聞いてみたぞ!

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上田 瑞季
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:168cm/63㎏
■前所属チーム:UKI-C.FC(熊本)
■自分の見てほしいプレー:献身的なプレーとリーダーシップ

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「自分は去年からトップチームに入っていたので、新チームのキャプテンに近い存在だと自覚していました。森重監督からキャプテンを誰にするかという相談を受けた時も『自分がやります』と答えたんです。1月下旬の福岡県の新人戦前ぐらいに決まり、3月の卒業式の日に前任の(荒木)遼太郎君からキャプテンマークを引き継いで正式に決まりました。遼太郎君からも『頑張れよ』って言ってもらったので、そこから責任感が増しましたね」

Q:ただ、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で春は活動ができませんでした。その中はチームをまとめるのは大変だったのでは?
「サッカー面でも個が強いけど、私生活でも個が強い。なので、リーダーシップを持っている子に助けてもらいながら、やっていました。あとは倉橋トレーナーの提案でZOOMを使ったミーティングをしていました。ポジションごとに分かれてやったのですが、自分は全部のミーティングに入ってみんなの状態を把握するようにしていましたね」

Q:プリンスリーグ第3節のアビスパ福岡U-18戦では10−1で勝利をしました。チームも徐々にまとまってきたと思いますが、現状ではいかがですか?
「第2節の筑陽学園戦の翌週に全員でミーティングをして、良いところと良くなかったところを出し合ったんです。紅白戦の内容が悪かったので山形辰徳コーチから『ミーティングをした方がいいじゃない?』と助言をもらい、選手だけで1時間半ぐらいミーティングをしました。そこで話し合いができたのはすごく大きかったと思います。その週の福岡戦は相手に退場者が出た展開でしたが、大量得点で勝てたのでチームにとってプラスになりました」

Q:最後に選手権に向けて意気込みを教えてください。
「今年は県の新人戦準決勝で敗れ、14年ぶりに九州大会に行くことができませんでした。もちろん全ての試合に勝たないといけませんが、今は負けるのが本当に早くて良かったと思っています。インターハイが中止になったので、あとは選手権しかありません。ここでも負けたら何も取れない代になってしまいます。そう言われたくないので、選手権だけは何が何でも取りたい。選手権は勝つしかないし、優勝は絶対にしないといけない。絶対に勝ちにいきます」


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