2022年78校目は2年連続となる選手権出場の近大和歌山高校サッカー部!
取材に協力してくれたのはキャプテンの畑下葵選手。キャプテンになった経緯や苦労したことなどを語ってもらいました!

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畑下 葵
■学年:3年
■ポジション:MF
■身長/体重:175cm/70kg
■前所属チーム:セレッソ大阪和歌山U-15(和歌山)
■見てほしいプレー:中盤での存在感、サイドへの展開、両足のキック

Q:キャプテンにはどのような経緯でなりましたか?
「僕たちの学年は人数が少なくて14人だけだったので、藪真啓監督には2年生の時から来年のことを考えてやっていくよう話をしてもらっていました。僕たちの代は、今年だけでなく、昨年から2年かけて作ってきたチームです」

Q:キャプテンとして苦労したことは?
「部員の中での比率は、下級生の方が高いです。下級生に要求する行動のレベルをどれぐらいに設定するか、特に入学・入部して間もない1年生に対してどれぐらいのレベルの行動を求めるか、悩みました。チームの戦績があまり良くない時期には、焦りもあったので、より厳しい要求をしてしまうこともありました。けれど、皆が僕の要求についてきてくれたので、ここまでキャプテンとして務めてこられ、選手権出場の切符も掴むことができました」

Q:それは、キャプテンとしてうれしいことでもありますね。
「はい。選手権の予選が終わってから、1年生の木村憲慎が『厳しいと思っていたけれど、葵くんの要求がなければ、僕が選手権予選で4点をとれることもなかったと思う。ありがとう』と言ってくれました。本当にうれしかったです。チーム内の他の選手たちも、『おまえがキャプテンで良かった』と言ってくれたことも、自分のキャプテン像に自信も持てましたし、信頼してくれていたことを実感でき、とてもうれしかったです」

Q:自身が思い描いていたキャプテン像と今の自分を比べて、どうですか?
「自分が思い描いていたよりも、みんなに厳しい要求をしてしまった部分もありました。でも、この1年間で自分が嫌われ者になっても目標を達成するためにやり続けると決めたことなので、それは思い通りにできたと思います。最終的には結果もついてきて、仲間からの信頼を得ることができたので、思い描いていたよりも良いキャプテンになれたのかな、と感じています」

Q:選手権での目標を聞かせてください。
「チームとしては、近大和歌山のこれまでの戦績を超えるベスト8を目標の一つとし、一戦必勝で戦います。個人としては、中盤を支配する存在感を出すことができれば、試合が終わった時に結果もついてくるだろうと思っています」

Q:将来の目標は?
「プロサッカー選手になります。進学先の大学では、おそらくいちばん下からのスタートになるかと思いますが、まずは先輩たちを見ながら食らいついていき、4年間で自分の目指す位置まではい上がっていきます」

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