今冬の高校サッカー選手権で初の8強入りを果たした埼玉の強豪・昌平高校サッカー部。今回はチームを率いる藤島崇之監督に、現役時代の味方や戦った選手からベストイレブンを選んでもらったぞ!

藤島 崇之
■現役時代のポジション:MF
■生年月日:1980年4月12日
■出身チーム:横浜栄FC(神奈川)→習志野高校(千葉)→順天堂大(千葉)
■好きな言葉:できない理由を探さない

藤島崇之監督が選んだベストイレブンはこちら!

GK:黒河 貴矢(市立船橋、新潟)
DF:千代反田充(東福岡、名古屋) 金古聖司(東福岡、鹿島)田中マルクス闘莉王(渋谷幕張、浦和)
MF:小笠原満男(大船渡、鹿島)阿部勇樹(市原ユース、現浦和)、吉野智行(習志野、浦和)西紀寛(市立船橋、磐田) 小野伸二(清水商業、現琉球)
FW:玉田圭司(習志野、現長崎) 、前田遼一(暁星、現岐阜)

「1学年下の黒河貴矢さんは『このシュートが止まるんだ』という驚きがあって、凄かったのを覚えています。同い年の千代反田充さん、金古聖司さんは日本高校選抜で一緒に戦いましたが、彼らも本当にすごかった。金古さんは埼玉県の本庄第一で監督をされているので、たまにご飯を食べに行きますが、キック、対人プレーの強さが半端なかった。千代反田さんもそうですね。国体でチームメイトだった田中マルクス闘莉王さんは2つ下ですけど、その大会の決勝で元日本代表・大黒将志さん(元G大阪ほか)とマッチアップしましたけど、完全に押さえ込みましたからね。渋谷幕張ではボランチなど中盤を任されていましたけど、このチームでは強くて戦えるCBでした。小笠原満男さんは結構マッチアップした経験があって、すごかったですね。国体で一緒にやったことがある阿部勇樹さんは別格でバケモノでした。こういう選手がプロになるんだと感じさせられましたね。強いし、キックも上手いし、FKも精度が高かった。すでにJリーグデビューをしていましたから。西紀寛さんは身体能力が高いわけではないんですけど、ドリブルが速くて、ボールも失わないんですよ。習志野高校時代のチームメイトである吉野智行さんはキックの感覚を持っていましたね。そして、それを上回るのが小野伸二さんでした。マッチアップしたんですけど、全くボールに触れなくてサッカーを辞めたくなりましたよ(笑)。異次元でしたね。当時はJリーグのサテライトチームがあったので練習した経験があって、ストイチコフがいた柏レイソルとも練習試合をしたことがあったんですけど、それを上回るぐらいに小野伸二さんのインパクトは凄かったですね。1つ下の前田遼一さんはインターハイ本大会の準々決勝で対戦したのですが、大きくてしなやかで上手かった。なんでもできるタイプでしたね。習志野時代のチームメイトである玉田圭司さんは異次元でしたね。インターハイ本大会の初芝橋本戦でCK の流れからボールを自陣のペナルティエリア付近で受けて、1人で7、80mぐらいを持ち上がってGKまで抜いてゴールを決めているんです。単独で一気にゴールを決めたから、誰も追い付いていないので喜びに行けないんですよ。この11人は本当に印象に残っていますね」

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