2020年50校目の取材は大阪の強豪・阪南大学高校サッカー部!取材に協力してくれたのは、キャプテンの小西宏登選手!キャプテンに選ばれた経緯や、意識していることを聞いたぞ!

小西 宏登
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:170cm/67kg
■前所属チーム:FCボランチ大阪(大阪)
■自分の見てほしいプレー:ボールを受けた時の縦への推進力、状況判断

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「新チームになった頃にMF田井光とGK真本大志がキャプテン候補に挙がっていて、試合を見ながら決めると言われていました。3月に正式に決めることになったのですが、その頃はまだ田井と真本が定位置を掴み切れていなかったので、一番試合に出続けていた僕が任されました。一個上のキャプテンだった高木践クン(現・阪南大学)から『お前がやれ』と言われていたので、やらないといけないのかなと思っていたのですが、やる前は不安でした。自分のことだけでなく、周りのことまで気配りできるか心配でした。人数が多いので、全員を一つにまとめられるか不安でした」

Q:なってから意識していることはありますか?
「今まで以上に周りの事を気に掛けるようになりました。阪南大高は歴代、部のルールはスタッフではなく、選手自らが決めています。ルールをAチームだけでなく、下のチームまで統一しないと、サッカー部全体がいい加減だと思われてしまうので、全員が徹底できるよう意識しています。最近は曖昧だったり、徹底できていないルールが目立っていたので、新たにルールを付け加えて、共有するようにしました。例えば、グラウンド周りの掃除を分担しながらやっているのですが、体調不良で休む選手が目立ちました。でも、体調不良はサボる口実にしやすい。体調管理ができていないのが原因なので、休んだ時と同じ1週間の掃除当番というルールに変えました。ルールで決めているのに、緩んでいる部分が見られるので、今年の代でまたしっかり徹底できるよう意識しています」

Q:大変さを感じる瞬間を教えてください。
「チーム全員に目を配れていなかったり、見れているつもりでも、できていないことが多く、怒られることが多い。精神的に強くないので、怒られると凹んでしまいます...。そういう時は践クンにアドバイスを貰ったりもしますが僕とは性格が違い、怒られても受け流すタイプで『俺も怒られたから、気にするな』と言ってくれます。でも、僕は受け流せず一人で考え込んでしまうので、参考にしながら自分で解決できるよう頑張っています」

Q:やっていて良かったと思える瞬間は?
「結果も出ず、キャプテンらしいことができていないので、まだありません。自分の力によってチームが良くなったと思える瞬間がまだないので、これから自分が成長して、選手権でチームを勝たせられるキャプテンになりたい。僕が入るだけで、チームの雰囲気が変わって、勝利に近づける存在になりたいです」


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