2022年57校目は今夏、11大会ぶり5回目のインターハイ出場を果たした大分鶴崎高校サッカー部!
取材に協力してくれたのはキャプテンの遠山隼都選手。キャプテン就任の経緯や理想とするキャプテン像などについて語ってもらいました!

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遠山 隼都
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:172cm/68kg
■前所属チーム:大分トリニータU-15(大分)
■見てほしいプレー:「センターバックのキャプテンなので、守備時の戦う姿勢やチームメイトを鼓舞するところ、コーチングなどを見てほしいです。ストロングポイントは左右両足のロングフィードの精度、攻撃の起点となるパスです。目標である全国選手権出場に向けて、チーム全体の調子は良く、底上げもできている。まずは県予選を確実に突破して、インターハイに続き、全国の舞台で試合をしたいです」

Q:どのような経緯でキャプテンに選ばれたのですか?
「昨年の全国選手権の県予選に敗れて、今の3年生を中心に話し合って推薦されました。1年生のときから学年代表だったし、中学の頃もキャプテン経験がありました。同級生とは自分たちの代で歴史を作ろうと話していて、その先頭に立ってチームを引っ張りたいという思いはずっとありました」

Q:理想とするキャプテン像はありますか?
「J2の大分トリニータでプレーしている弓場将輝くんです。中学のとき大分トリニータUー15で一緒にプレーしたことがあります。僕が1年で弓場くんは3年、いつも先頭に立って練習をしていた。その後ろ姿を見て憧れました。今はプロで試合に出ていて、解説の方から『ベテラン並みの落ち着き』と評価されている。身近な人がプロで活躍する姿は刺激になっています」

Q:弓場選手と同じく背中で引っ張るタイプですか?
「どうなんでしょうか。言わなければいけないことは言うし、嫌われ役になってもチームが強くなれば、それでいいと思っています。チームメイトに発言するからには、自分に厳しくないといけないと思っているし、その姿を見てくれいたらそれでいいです」

Q:キャプテンとなり、インターハイには12年ぶりの出場となりました。全国舞台を経験した感想は?
「準優勝した帝京に1回戦で負けたけど、学ぶべきことは多かったです。一人ひとりの技術が高く、フィジカルも強く、格上の相手には走力や運動量で凌駕し、数的優位を作らないと通用しない。そこは練習から意識することで改善できると思っています。前線からの守備はハマった時間帯もあったし、ひたむきなプレーは通用したと思っています。全国選手権で再戦したいです」

Q:全国選手権に向けての意気込みは?
「進学校なので毎年3年生が2、3人しか残らないのですが、今年は7人、それもインターハイに出場した主力が残りました。県予選では謙虚に、天狗にならずトーナメントを勝ち上がり、今度こそ全国で勝ちたいです」

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