2022年58校目は今夏、3大会ぶり14回目のインターハイ出場を果たした草津東高校サッカー部!
取材に協力してくれたのはキャプテンの河合勇徳選手。キャプテンとして辛かったことや声掛けで気をつけていることなどについて語ってもらいました!

河合勇徳.jpg
河合 勇徳
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:182.6cm/79.7kg
■前所属チーム:FCエフォートU-15(滋賀)
■見てほしいプレー:ゴールにつながるプレーメイク

Q:キャプテンとして辛かったことは何ですか?
「勝てない時に周りに声を掛けられなかったことです。今年のインターハイでは(市立船橋に)実力の差を見せつけられました。僕は昨冬の選手権に出たので全国大会は2回目でしたが、初めての全国だった選手もいました。その選手たちは緊張とも戦わないといけないし、強い相手にも立ち向かっていかないといけないからテンパる選手もいました。(市立船橋戦で)3失点した時に『まだ行けるぞ』って声を掛けられなかったのが、今思うと辛い経験です」

Q:その経験を経て、個人的に何かを変えましたか?
「インターハイ後の遠征でも思うように勝てなかった。でも、その時はまだ声が掛けられず反省しました。『ここで変わらないといけない』と自分を鼓舞して、次の遠征では声を掛けることができました。良くも悪くも今年のチームが我が強いので、指摘されて奮起する選手もいれば、言われて落ち込む選手もいる。そういうのを考えすぎて、声が掛けられなかった部分もありました」

_F1A7824.jpg

Q:声掛けで気をつけていることはありますか?
「強く言ってしまうとモチベーションが下がる選手もいます。そういう選手に対しても、徐々にですが『もう少し、こうしたら良かったんちゃう?』とか、声を掛けるようにしました。コミュニケーションをしっかりとっていけば、絶対に理解してもらえると思いますし、声の掛け方を考えながら、これからも地道にやっていきたいです」

Q:選手権予選(滋賀県大会)に向けて意気込みをお願いします。
「対戦相手に僕らの対策を練られると思います。試合時間も長くなるので簡単に勝てる試合は少ないと思います。インターハイ予選よりは確実に厳しい戦いになるはずです。でも、その中でもう一回、全国の舞台にみんなで行きたいと思います。個人的には昨年の選手権で前橋育英にレベルの違いを見せつけられたので、選手権の借りを選手権で返すためにも絶対に滋賀大会を連覇したいです」

cp_banner1.jpg