2022年60校目は2年連続の選手権出場を目指す専大北上高校サッカー部!
取材に協力してくれたのはキャプテンの川上泰正選手。キャプテンになった時期と経緯などについて語ってもらいました!

川上 泰正
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:169cm/62kg
■前所属チーム:ウイングスSC(栃木)
■見てほしいプレー:守備のアプローチ、ボール奪取、ミスの少なさ、ライン間でターンして攻撃の起点になるプレー

Q:キャプテンになった時期と経緯について教えてください。
「選手権が終わった後のオフ明けに、ミーティングで小原昭弘監督からみんなの前で発表されました。事前の通達みたいなものもなかったので驚きましたが、全国大会で何も貢献できずに悔しい思いもあったし、自分たちの代はそれまで試合に出ている選手も少なかったので、自分がやってやろうという前向きな気持ちで受け止められました」

Q:これまでキャプテンを任された経験は?
「まったくないです。なので、何をしたらいいのかわかりませんでしたし、自分の性格的にも前に出るタイプではなかったので、先頭に立つという部分では不安な気持ちが大きかったです。でも、先輩たちに刺激になる言葉をもらって自覚というか、責任感が芽生えていったように思います」

Q:どんな言葉でしたか?
「『お前がやらないとチームが前に進まない』『自分でチームを変えるんだ』というような、強めの言葉でした。まずは『自分が一番声を出すこと』『苦しいときこそ前向きな言葉を自分から発信すること』が大事だということもアドバイスしてもらったので、自分なりに意識して取り組むようになりました」

Q:キャプテンになって一番苦しかった時はいつですか?
「県高総体決勝で花巻東に5-0で負けたときです。スコアがスコアだったので、あの舞台で何もできなかったのいうのがチームとしても個人としても悔しかったです。『あそこで何かできるようにならないと』と、強く思わされた試合でした」

Q:個人としては大怪我をして手術をしたばかり。今後、どのようにチームに関わっていきたいと考えていますか?
「正直、全治も未定で、選手権も厳しいとは思います。それでも練習には出て、自分の姿勢もみせたいですし、外から気づいたことを話したり、チームのためにできることはたくさんあるので、それを一生懸命やっていきたいと思っています」

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