2022年64校目は8年連続33回目の選手権出場を狙う富山第一高校サッカー部!取材に協力してくれたのはキャプテンの辰島尚悟選手。
キャプテンになった経緯や選手権の意気込みなどを語ってもらいました!

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辰島 尚悟
■ポジション:GK
■学年:3年
■身長/体重:165cm/64kg
■出身チーム:スクエア富山FC U-15(富山)
■見てほしいプレー:ステップキャッチ、勇気を出したプレー

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「1年生、2年生の頃からサッカー部の学年代表をやっていて、昨年のキャプテンから選手権が終わったタイミングで『お前が次のキャプテンをやれ』と言ってくれました。そこからしばらくは代理状態でしたが、ほぼキャプテンみたいな形でチームをまとめていました。正式に決まったのは、年が明けた5月ぐらい。選手でミーティングをしたい際に『自分の出来ることをやりたい』と立候補し、みんなに賛成して貰いました」

Q:元からリーダーシップがあるタイプだったのでしょうか?
「1年生の時の学年代表もみんなで決めるのですが、入ったばかりで何も分からない状態。あま立候補する人がいなくて、先輩や同じ学年の人から推薦され、多数決の結果、自分がなりました。中学の時はキャプテンキャラではなく、どちらかと言えば支える立場だったのですが、高校ではGKなので声を出して、引っ張ることが出来ると思っていました」

Q:キャプテンになってからの変化は?
「色んなチームの状況を把握する必要があるので、トップチームだけでなく、下のカテゴリーの選手とも積極的に話そうとしてきました。3年生だけで言うと選手だけでミーティングを開くようになりました。昨年は選手権予選の前やインターハイ予選で負けた後など節目の時に集まっていましたが、今年は定期的にミーティングを開き、それぞれのチーム状況を聞きながら、目標を明確にしてきました」

Q:やっていて大変さを感じる瞬間は?
「今年は問題児が多いので、まとめるのが本当に大変です(笑)。だから、自分なりに工夫をして、小まめにミーティングをしています。年明けの時より、チームがまとまってきました。学校のルールがルールを守れない選手がいたら、『しっかりやらないとみんなに応援されなくなるよ』と声をかけたりしています」

Q:嬉しかった瞬間はありますか?
「5月に連敗していたタイミングで、ホームでカターレ富山U-18戦があったんです。その時はチームがバラバラだったのですが、選手だけでミーティングをして何とか1-0で勝ちました。そうしたら、スタッフが『キャプテンのお前がミーティングまでやってくれて本当に助かった』と言ってくれて嬉しかったです。仲間も言ってくれました」

Q:最後に選手権の意気込みをお願いします。
「選手権は高校での集大成なので、支えてくれる人や応援してくれる人のために自分たちの全力を尽くして、優勝という形で恩返し出来たらと思っています。もう一つユニフォームに星を増やしたいです」

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