2022年73校目はこの冬、選手権初出場を決めた帝京第五高校サッカー部!
取材に協力してくれたのはキャプテンの武田健汰選手。キャプテンになった経緯や選手権への想いなどを語ってもらいました!

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武田 健汰
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:178cm/68kg
■前所属チーム:ライオンズSC(神奈川)
■見てほしいプレー:1対1の守備対応

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「昨年の選手権が終わった頃から、コーチや監督に『お前がチームを引っ張っていくんだ』と言われていました。その時はキャプテンを任せたとは言われなかったのですが、自分がなるんだと意識していました。自分は2年生からずっと試合に出ていたので、自分が引っ張って絶対に全国へ連れていこうという気持ちは一番強かったと思います。12月に入ってから正式に任されました」

Q:選ばれてから意識していることはありますか?
「人一倍声を出し、プレーで引っ張って行こうと意識しています。先輩たちは負けている状況でも声を出して引っ張ってくれていたので、自分もやらなければと思っていました。チームがうまく行っている時もありましたけど、上手く行かない時も多かったので、そういう時こそ声を出して、チームを盛り上げようと考えていました」

Q:インターハイは予選準決勝で涙を飲みました。
「夏に負けた時は、もう勝てないんじゃないかと思っていました。でも、選手権はインターハイより何倍も価値があって、自分たちは選手権に対する想いはどの高校よりも強かった。帝京第五は神奈川から来た選手が多く、親元を離れて高校サッカーに打ち込んでいます。選手権に出て親へのお返しがしたかったし、自分は親元を離れたからには全国に出なければいけないと思っていました。負けた時は何のために、ここ来たんだと思っていました」

Q:負けてからチームの変化はありましたか?
「一つひとつの練習の質をより意識するようになりました。帝京第五は学校から内子までの10㎞を45分以内に走ったり、フィジカルトレーニングをする日があります。きつい練習ですが、これまでとはみんなの目の色が変わって、選手権に向けてますます意識が高まって行きました」

Q:キャプテンをやっていて良かった瞬間は?
「一番良かったなと思えたのは、やっぱり選手権予選で優勝した時ですね。やっと勝てて、報われたという気持ちでした。今まで積み上げてきたことが、ようやく結果が出て嬉しかったです。親からは『やっとだね。おめでとう』と連絡を貰いました」

Q:大変さを感じる瞬間は?
「あるとは思いますが、自分は感じません。常に前向きにやっていかないと腐ってしまう。何事も前向きに捉えて成長しようと考えてきました」

Q.最後に選手権への意気込みを教えてください。
「選手権初出場で初優勝が目標です。でもまずは先を見すぎずに、初戦が大事だと思います。一戦一戦大事に戦って、愛媛に帰ってきたいです。全国に出るためにここに来たので自信は凄くあります」

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