2022年も新シーズンがスタート!約4000校ある中から自身で選びぬいた高校には、必ず理由があるはず!
今回は兵庫の強豪・神戸弘陵学園高校サッカー部の谷倫太朗選手に話を聞いたぞ!

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谷 倫太朗
■ポジション:MF
■学年:新3年(現2年)
■身長/体重:180cm/71kg
■前所属チーム:エベイユFC神戸(兵庫)
■見てほしいプレー:スルーパス

Q:神戸弘陵学園を選んだ理由を教えてください。
「父が監督をしているので、サッカーを始めた幼稚園の頃から試合を観に行っていました。代々の先輩たちを見てきたので思い入れが強く、弘陵の赤いユニフォームを着たいと思っていました。同じ中学の先輩である沖吉大夢くん(2019年度のキャプテン)は特に印象に残っています。沖吉くんが卒業してから、僕らが入学したのですが、チームをまとめる姿や、リーグ戦で負けが続き難しい状況でも、最後の選手権で結果を残した所に凄さを感じました。そうした先輩たちに憧れ、小2からは同じグラウンドで練習し、繋がりが深い、エベイユでプレーを始めました。
ずっと弘陵でプレーしたいと思っていましたが、いざ中3になると葛藤もありました。お父さんが監督という状況でプレーするやりづらさはないだろうか、周りはどんな反応をするのだろうかって。ただ、中3の夏には覚悟を決めて、家族で話し合う"谷の会"という場で発表したら、お母さんも賛成してくれました。入ってからは先輩も優しく接してくれたので、入学する前に心配していた不安は一切ありませんでした。グラウンドでは父親という意識はなく、監督は監督と割り切っています。家では親子として普通にサッカーの会話をするので、サッカーのプラスになっている。最近もUCLのパリSGとR・マドリーの試合を一緒に見ました
昨年は隙があったせいで新人戦しか優勝できなかったので、今年は隙を全部なくして、兵庫県をずば抜けたい。そのためにまず学校生活の授業態度で学校のお手本となりたい。そこからの延長線上で、サッカーの面でも隙をなくしていきたい。新人戦は怪我で欠場したのですが、みんなが活躍したので、もっとやらなければいけないという意識が強くなりました。試合を決定付けるスルーパスを出したり、相手がチャンスの所を潰せるよう頑張ります」

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