5年ぶりに選手権に挑む札幌大谷サッカー部。今季のチームでエースストライカーを担うのが佐野宏太選手だ。左サイドから貪欲にゴールを狙う10番にFWとしての矜持を聞いてみたぞ!

佐野 宏太
■ポジション:FW
■学年:3年
■身長/体重:170cm/61kg
■前所属チーム:クラブフィールズ(北海道)
■自分の見てほしいプレー:スピードを生かした仕掛けとフィニッシュワーク

Q:FWとしての意識しているポイントを教えて下さい。
「監督から求められているのは、サイドの突破からクロスやシュートで終わることです。自分の長所はスピード。スピードを生かしたドリブルからワンテンポずらしてシュートを打つことは意識しています。カットインを見せたら、次は切り返して縦に行く。そういうの織り交ぜながらゴールを狙っています」

Q:今年は10番を任せられました。そこはどう捉えていますか?
「自分はサッカー人生で初めて10番を付けさせてもらいました。ただ。自分で札幌大谷の10番の歴史を調べたら、大山武蔵さん(FC大阪)などがいて、その姿を見ていると怖さが物足りないなって思ったんです。10番のプレッシャーに打ち勝とうとしたけど空回りしてしまい、逆にリラックスしてやろうとしたら今度はふわふわしすぎてうまくいかなった。そこはうまくやらないといけませんね」

Q:参考にしている選手は?
「リロイ・サネ選手(バイエルン・ミュンヘン)と三笘薫選手(川崎F)です。体の使い方や細かい技術も持っていて、特に三笘選手は気にしています。試合前に映像を見たりしていますね。僕は間合いが苦手なので、そこを参考にしていますね」

Q:最後に選手権への意気込みを教えて下さい。
「高校サッカー選手権では、自分が勝利に導けるように活躍したい」