2年連続11度目となる選手権出場を決めた兵庫の強豪・神戸弘陵学園高校サッカー部のエースストライカーである徳弘匠選手にストライカーとしての気持ちを尋ねてみたぞ!

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徳弘 匠
■ポジション:FW
■学年:3年
■身長/体重:177cm/70kg
■前所属チーム:横浜ポラリスFC(高知)
■自分の見てほしいプレー:裏への抜け出しと、シュートを決め切る部分

「中学時代はずっとFWをやっていたのですが、高校に入学した当初は周りのレベルの高さとスピード感についていけず、あまりボールを受けられませんでした。なので、1年生の間は高田(慧)先生に勧められたサイドバックでプレーしました。2年目はスピードを活かして仕掛ける部分を評価してもらい、サイドハーフに転向しました。FWが一番好きなポジションなので、やりたい気持ちもあったのですが、色んなポジションを経験できたのはプラスです。DFライン目線で感じたFWの嫌な動きなどは、FWに戻ってから活きています。最初はスピードに自信がなかったのですが、高2くらいで自分の特徴だと理解して、FWに戻ったら動きが変わりました。裏に抜ける回数が増えるとDFラインが下がって、足元でも受けやすくなりました。今はオフサイドギリギリで抜け出すんじゃなく、オフサイドにならないように意識していれば、周りが良いボールを出してくれると信じてプレーしています。もし、抜け出しを対策されても、僕が相手を引き付けたことによってトップ下が自由になれれば僕の仕事はできていると考えています。中学までは自分が獲らなければという気持ちが強かったのですが、このチームは皆が点を獲れるので、チームが勝つことを第一に考えています。全国でもチームの勝利に貢献できるプレーを意識し続けます」