2020年69校目の取材はまもなく開幕する高校サッカー選手権に5年ぶり3度目の出場を決めた札幌大谷高校サッカー部!
取材に協力してくれたのは、キャプテンの伊東涼哉選手だ!キャプテンに選ばれた経緯や苦労話を教えてくれたぞ!

伊東 涼哉
■ポジション:FW
■学年:3年
■身長/体重:179cm/74㎏
■前所属チーム:アンフィニMAKI.FC(北海道)
■自分の見てほしいプレー:空中戦の強さを生かしたヘディング

Q:キャプテンになった経緯を教えて下さい。
「去年の秋ぐらいに行った投票で決まりました。1、2年生全員で実施したのですが、1人3票を持っていて、最も多い人がキャプテン、2番目に多い人が副キャプテンになるルール。過去の先輩たちもその方法でキャプテンを決めていました。その中で自分は部員全員から1票を入れてもらい、自分が任命されました」

Q:キャプテンをやる予感はあったのでしょうか?
「下級生の頃から学年ごとのキャプテンをやっていたので予感はありました。ただ、全体のキャプテンというのは違った緊張感があります。責任感も最高学年になって増したので、より気が引き締まりました」

Q:キャプテンをやる上で意識している点は?
「サッカーをするのは自分たちで、全体を見てチームを動かすのがキャプテンの役割。結果には自分の力が大きく関わるし、『キャプテンの成長=チームの成長につながる』と監督から声をかけてもらったので、それを意識してやっていました」

Q:今年のチームをまとめる上で一番大変だったのは?
「今年は特徴を持っている選手が多いけど、それぞれの方向に行きたがるし、自分勝手な選手が多かったんです。その中で意識を同じ方向に向けさせるかが大変でしたね。リーグ戦でもなかなか勝てず、みんなが各々やりたいことをやってまとまりにくくなっていた。それを選手権までにまとめて行くのが大変でした」

Q:最後に選手権への意気込みを教えて下さい。
「新型コロナウイルスの影響で活動ができなかったけど、予選を突破して冬までサッカーができるようになりました。今まで悔しい思いをしてきた先輩の姿も目の前で見てきたし、今回の自粛中に環境の素晴らしさに気が付かされて、周りの人に支えられているなと感じました。なので、チームとして面白いサッカーをした上で勝って、お世話になった人に必ず恩返しをしたい」



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