2020年67校目の取材は、秋田予選を制し27年ぶり4度目となる選手権出場を決めた秋田の強豪・明桜高校サッカー部!取材に協力してくれたのはキャプテンの鎌田太耀選手だ!
キャプテン就任の経緯や全国大会に向けて積み上げたいことなどを聞いたぞ!

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鎌田 太耀
■ポジション:左SB
■学年:3年
■身長/体重:170cm/65kg
■前所属チーム:FCあきた(秋田)
■自分の見てほしいプレー:1対1の守備

Q:キャプテン就任の経緯は?
「原監督からの指名です。キャプテンへの指名を予想していませんでした。正直自分がまとめられるのかな、という不安が大きかったです。それでも、自分がやるしかないなと割り切りました」

Q:どんなキャプテン像ですか?
「僕はお父さん的存在です。見守りながら、度が過ぎたときは引き締めます。キャプテンとして、こういうことはしちゃいけないなという一線は意識しています」

Q:キャプテンになって良かったことは?
「インタビューなどを受ける機会が増えたことで、人前で話すことが好きになりました。これまでは、人前で話すのは苦手で、うまく言葉が出てきませんでした。それが、取材が増えたことによって、今は受け答えができるようになりました」

Q:あこがれの選手は?
「レアル・マドリードのセルヒオ・ラモス選手です。チームのために体を張るキャプテンで、とてもかっこいいです。自分のこともできてチームのこともしっかり言えるのはホントにすごいと思います」

Q:チームに働き掛けていることは?
「『チーム内で前向きな声掛けをしよう』と言っています。みんなには、試合中、ミスをしても気持ちを落とさないことを意識するように言っています。たとえば今年の選手権予選の新屋高校との試合では、0-0で延長戦に入ったのですが、みんな前向きな声掛けができていたので勝てたと思います」

Q:チームの雰囲気について。
「選手権予選決勝戦が終わってから燃え尽きる選手は一人もいないです。常に選手権予選の緊張感を継続して、良い練習ができていると思います」

Q:チームの強みは?
「みんながそれぞれ強い個性があって、プレイヤーごとに違う武器があるので、相手も対応しにくいと思います。キャラクターの面でも明るい人もいれば、盛り上げる人もいて、すごく良いメンバーだと思います」

Q:全国大会に向けて積み上げたいことは?
「YouTubeなどで全国各県の試合を見ています。みんな1対1が強いので、そこで負けてたら得点を決められてしまうと思います。僕たちディフェンスラインは、1対1では絶対に負けないことを意識しないと、負け試合になってしまうと思うので、1対1を意識して強化していきたいです」

Q:全国の舞台のイメージは?
「各校の実力は高く、観客の視点も違っているので、これまでよりプレッシャーは大きいと思います。ただ秋田県で応援してくれる人たちの期待にいかに応えるかが大事だと思っているので、しっかり自分たちのサッカーをして勝っていきたいと思います」


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