桐光学園のエースナンバーは中村俊輔(横浜FC)などが背負った10番だ。しかし、もうひとつ重要な番号がある。それが小川航基なども身に付けた9番だ。2年ぶりの選手権出場を目指す神奈川の名門校にとってエースストライカーの活躍は必須。9番を託された庄司朗に話を聞いたぞ!

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庄司 朗
■ポジション:FW
■学年:3年
■身長/体重:186cm/76㎏
■前所属チーム:JSC CHIBA(千葉)
■自分の見てほしいプレー:献身的なプレート高さを生かした空中戦の強さ

Q:今年は9番を託されました。そこはどのように捉えていますか?
「桐光学園の9番は小川航基さん(磐田)などが背負ってきた番号で、ゴールを決める人が任される。自分もゴールに貪欲じゃないといけないし、プラスアルファでがむしゃらに走って献身的にプレーもしないといけないと思っています」

Q:小川選手は意識する存在?
「僕の憧れです。難しい試合でも勝負を決める決定的なゴールを奪えるところがすごい。自分は千葉のチームでプレーをしていたのですが、小川さんの試合を見て、桐光学園に進学したいと思ったんです。初めて見た時に同じチームに行きたいと感じ、中3の時は桐光学園を第一志望に掲げていました」

Q:FWはいつから始めたのでしょうか?
「小学校の時はCBやボランチなどをやって、中学に入ってから前のポジションをやるようになりました。本格的にFWを始めたのは高校に入ってからです」

Q:身長は昔から大きかったんですか?
「身長は小さい頃から大きくて、クラスでも後ろから数えたほうが早いぐらいでした。小学校6年生の時点で170cm、中3の時で184cmぐらいはありました」

Q:FWとして自分の武器は?
「自分はFWですが、前線から相手を追い回して、守備で貢献することが得意。あとは高さを生かしたプレーや、クロスへの入り方、こぼれ球への反応も含めて泥臭くゴールを狙えるのも特徴だと思っています」

Q:県決勝に向け、意気込みを教えてください。
「FWとして常に貪欲にゴールを目指さないといけません。県大会では1得点しか取れていないので、決勝は自分のゴールで勝たせたいと思います」