エースストライカーはどんな思いでプレーしているのか。今回は宮城の名門・仙台育英高校のエース・佐藤遼選手に話を聞いたぞ!

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佐藤 遼
■ポジション:FW
■学年:2年
■身長/体重:175cm/66kg
■前所属チーム:FC駒沢(東京)
■自分の見てほしいプレー:「裏抜けの部分はだいぶ練習してきたと思っているので、今年はスピードの変化やチャンスの作り方を見てほしいです」

Q:ストライカーとしてのこだわりは?
「自分が裏に抜ける場面でよくパスを出してくれるのは、(キャプテンのMF島野)怜や、(DFの菅原)天陽からのロングフィードなのですが、裏に抜ける時に必ず彼らの目を見てから動き出すようにしています」

Q:シュートを決めることへの思いは?
「自分は1月の選手権3回戦市立船橋高戦でヘディングシュートの決定機があったのですが、それを外してしまったのを今でも覚えています。あそこを決めきれなければまだストライカーとは言えません。育英の強みはクロスだと思うので、そこから決め切れればもう一段レベルの高いストライカーになれると思っています」

Q:チームのために心掛けていることは?
「守備での追い方です。(相手が)GKからDFに出して、そこからチームとしてどこから相手をはめていくのかが重要です。そこで自分がスピードの変化やパスコースの切り方で、こちらのDFラインを楽にさせてあげて、相手をはめやすくしたいと思っています。自分はストライカーだからと言って点を取れば良いのではなく、全部やらなきゃいけないと思っているので、守備も含めて全部意識してしっかりやりたいと思います」

Q:今後の目標は?
「東北高校新人サッカー選手権の時は実現できましたが(4試合全てで得点)、1試合必ず1得点を意識していきたいと思います。チームとしてまずはプリンスリーグ東北に優勝し、参入戦も勝ち上がりたいです」