【取材校】ヤンサカ編集部がキミの学校をZOOMで取材【募集中!】

2021年62校目の取材は、北海道の強豪・帯広北高校サッカー部だ!取材に協力してくれたのはキャプテンの上田岬選手。インターハイの振り返りや冬への意気込みなどを話してくれたぞ!

上田 岬
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:174cm/68kg
■前所属チーム:室蘭SC(北海道)
■自分の見てほしいプレー:球際の強さを生かしたボール奪取と1対1の対応

Q:キャプテンになったきっかけを教えてください。
「1年生の頃は学年リーダーを安久津洸成がやっていたのですが、前半戦が終わった時に1年生のリーダーが交代することになりました。他の選手にも経験を積ませるために学年リーダーが代わったんです。そこで自分がコーチから任命され、2年生に進級した後も学年リーダーを務めていました。そこから3年生なり、みんなの推薦で自分がキャプテンになりました」

Q :中学生や小学生の時にキャプテンを務めた経験は?
「実は副キャプテンも含めて、今までやったことがありませんでした。なので、最初は経験がなく、何をすれば良いか分からなかったんです。選手だけでミーティングをすることもあったのですが、何を話していいか悩みましたね」

Q:経験がなかった中で、キャプテンとしてチームをまとめていく方法はどうやって知っていったのでしょうか?
「1年生の頃に2学年上のキャプテンだった高橋温希くんたちの姿を見て、チームをまとめていく方法を学びました。特に学んだのはミーティングの進め方です。選手だけで行う時に話し方は参考にし、真似しながら学んでいく感じでしたね」

Q:伝え方もいろいろあるけど、どうところが自分と違った?
「自分が伝えた後にちゃんと仲間に伝わっているか分からないので再確認していた点は違いました。選手にいろいろ意見を出してもらったり、チームでどう思っているかを聞いて黒板に書いてもらってまとめる取り組みはかなり参考にしました」

Q:キャプテンになるのも自然な流れだったと思うんだけど、学年リーダーとキャプテンでまた責任感が変わると思うけど、そこはどうでしたか?
「やっぱり学年リーダーの時は他の学年に気を使ったりせず、自分たちの学年だけを見ていれば良かった。でも、キャプテンはチーム全体を見ないといけなかったし、メンバーも選手たちで決めているので、一人ひとりの個性を見ないといけません。それは一人ではできないので、副キャプテンの3人、相澤匠、椛澤佑騎、安久津と一緒にうまく役割を分けながらやっています」

Q:インターハイでは道大会の準決勝で敗れ、あと一歩のところで全国大会出場を果たせませんでした。改めてインターハイを振りかってどうでしたか?
「やっぱり冬から取り組んできたので、勝ちたいという気持ちがかなりあった。自分も相澤も勝つイメージをすごくできていたんです。勝った後に喜んでいる姿も想像できていたので、準決勝で負けたので悔しかった。改めて試合をしてみると、通用しないわけではなくて、通用する部分も出ていたのですが、ボール保持があまりできず、決めるところも決められずに負けてしまった。本当に悔しかったので、選手権でリベンジをしたいと思っています」

Q:昨年度の選手権出場校で今年のインターハイにも出場した札幌大谷に対し、あと一歩というところまで迫ったことは自信になるのでは?
「そうですね。自信になりました。なので、チームとしても敗戦からすぐに気持ちが切り替わり、次は絶対に負けないという想いを持てたのでそこはすごくよかったと思います」

Q:今回の選手権予選は準々決勝まで地元・帯広で戦うことができます。より負けられないという想いがあると思いますが、最後の選手権に向けて意気込みを教えてください。
「最後は悔いが残らないようにしたい。一緒にやってきた仲間、スタッフ、保護者に対して感謝の想いを持って、ピッチで自分のプレーやチームとして表現したいプレーを出したいと思います」


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