【取材校】ヤンサカ編集部がキミの学校をZOOMで取材【募集中!】

2021年73校目の取材は、ヤンサカ初登場!熊本の強豪・秀岳館高校サッカー部だ!取材に協力してくれたのはキャプテンの古賀渓太郎選手。ピッチ内で心がけていることや選手権への意気込みなどを語ってくれたぞ!

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古賀 渓太郎
■ポジション:FW
■学年:3年
■身長/体重:177cm/64kg
■前所属チーム:FCソルーナ(大分)
■見てほしいプレー:ボールを受けてワンタッチで捌き、ゴール前に飛び込むプレー

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「もともと、新チームになってからは別のチームメイトがキャプテンになっていて、自分は副キャプテンでした。3年になってからチーム事情で交代して、高校総体からキャプテンを務めています」

Q:交代するにあたって、自分なりに工夫しなくてはと思ったことはありますか?
「高校総体の決勝で大津に負けたのは隙があったからだと思うので、それからは日頃の行い、例えば練習で走るときにも、ラインの手前で折り返さずにしっかり越えるとか、そういう細かい部分にもこだわるようになりました」

Q:キャプテンを途中で引き継ぐことにプレッシャーはありませんでしたか?
「副キャプテンからキャプテンになった時は、全体をまとめることができるか、やっていけるかという不安も正直ありました」

Q:これまでにキャプテン経験は?
「小学校、中学校でも副キャプテンで、経験はないんです。副キャプテンだとキャプテンに任せてしまうというか、キャプテンを支える気持ちの方が強かったので、自分から考えて行動するという部分で苦労しました。でも、応援してくれる人や、熊本に送り出してくれた親のことも考えて、『ここでもう一歩頑張ろう』という気持ちでやっています」

Q:サッカーに取り組む姿勢や自分のプレーに変化がありましたか?
「相手や周りをよく見れるようになったと思います」

Q:大変だと感じることは?
「170人の部員全体をまとめることがいちばん大きいと思います。でも寮生活している部員が100人近くいるので、『交通』『頭髪』『生活』『会計』といった分野ごとにリーダーがいて、それぞれがまとめてくれるのは助かっています」

Q:全体をまとめる上で気をつけていることは?
「1人1人がルールを守らなければ寮生活もうまくいかないので、そこはしっかり注意しないといけないし、そういうところで小さな乱れがあると、大事な勝負の時に取りこぼしてしまうかもしれないので、ルールを守るということを徹底しています」

Q:ピッチ内で心がけていることは?
「いちばん元気でなければいけないと思うし、誰よりも声を出して引っ張ること、走ることを重視しています」

Q:最終学年になり、先輩たちのチームを見てきたからこそ意識していることはありますか?
「一昨年、昨年のチームは大きい選手やスピードのある選手など、能力の高い選手が多くいました。自分たちは先輩たちに比べると見劣りすると思うので、全員でサッカーをすることを目指して、ポゼッションすることに挑戦しています。チーム全員がイメージを共有できたことで、熊本県高校総体では決勝まで行けたのかなと思います」

Q:もう少しでインターハイ出場を逃した経験を、自分の将来や下級生たちにどう残していきたいですか?
「先輩たちから教わってきたいい部分は継承しながら、変えていかなくてはいけないところは淘汰していかなければいけないと思うので、そういうところはしっかり伝えていきたいと思います」

Q:最後に、高校選手権に向けての意気込みを聞かせて下さい。
「まずは熊本県大会で2度目の優勝をすることです。全国大会でも戦えるようなチーム作り、練習をやっているので、全国制覇を大きな目標に、まずは県大会優勝に向けてやっていきたいと思います」


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