【全出場校】第100回全国高校サッカー選手権登録メンバー【掲載中!】

2021年87校目の取材は2年ぶり12回目となる選手権出場を決めた滋賀の強豪・草津東高校サッカー部だ!
取材に協力してくれたのはキャプテンの石徳柊弥選手。キャプテンとしてツラかったことや選手権に向けての意気込みを語ってくれたぞ!

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石徳 柊弥
■ポジション:GK
■学年:3年
■身長/体重:180cm/72kg
■前所属チーム:SAGAWA SHIGA FOOTBALL ACADEMY Jrユース(滋賀)
■見てほしいプレー:ロングフィード

Q:いきなり直球ですが、キャプテンとしてツラかったことは?
「今年3月くらいから2ヵ月くらい勝てない時期がありました。自分のミスで負けることもありましたが、それでもキャプテンだから試合後にチームをまとめないといけない。今日の反省点とか、次への修正点とかも言わないといけない。もう、それがめちゃくちゃツラかったです」

Q:一番ツラかった試合を覚えていますか?
「滋賀県リーグの水口戦ですね。リーグ初戦は綾羽に引き分けて、次の比叡山に負けて、ヤバいなって感じで水口戦を迎えました。試合は僕らが先制した。けど、終了間際にハイボールのキャッチを僕がこぼして。チャージやろうと思ったんですけど、ファウルは無しで失点。結局、1勝もできないままリーグ戦が終わってしまいました」

Q:水口戦の後、キャプテンとしてどんな声を掛けましたか?
「声を掛けるどころか、全員がバラバラで...。その時、牛場(哲郎)監督に怒られました。『ダウンもしてないやないか』って。それでやっと声をかけたくらい、あの時はツラかったです」

Q:その時期を乗り越えて、選手権大会滋賀県予選の決勝では綾羽に2回リードを許しながらも延長戦の末に逆転勝利。感想を教えてください。
「さすがに延長前半で2回目のリードを許した時はアカンかもと思いました。でも、1回目の失点はけど、なんとなく追いつける気がしていました。チームとして前期から後期にかけて、できなかったことを一つ一つ潰しながら乗り越えてきた自信があったからです。みんなでつかんだ優勝でした」

Q:選手権大会はベスト8以上が目標ということですが、改めて意気込みを。
「ベスト8以上は変わりません。でも、まずは初戦の前橋育英戦に勝つことが目標です。昨年の『裏選手権(選手権に出られなかったチームを集めた大会)』で1−7で敗れている相手ですから。1年の成長を見せたいと思います」

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