親元から離れて寮生活をしている全国の高校サッカー部員たちは、どのような一日を過ごしているのでしょうか。
今回、取材に協力してくれたのは、4大会連続11回目となるインターハイ出場を決めたプリンスリーグ関東1部に所属する栃木の強豪・矢板中央高校。
寮で生活する鳥塚翔真選手に、寮生活について話してもらいました。

鳥塚 翔真
■ポジション:MF
■学年:2年
■身長/体重:174cm/67kg
■前所属チーム:1FC川越水上公園(埼玉)
■自分の見てほしいプレー:推進力と粘り強い守備

鳥塚選手の一日のスケジュール
6:00 起床
6:30 掃除
7:00 朝食
7:40~16:00 授業
16:00〜18:00 練習
18:00~ 夕食
22:20 点呼
22:30 就寝

ryo4.jpg
■鳥塚選手の寮生活
Q:寮長の仕事を教えてください。
「寮監の指示を受けて、2年生とかに伝えるのが僕の仕事です。起きて学校に行くのが7時40分ぐらいなので、登校前に一度ゴミを確認します。もし溜まっていれば交換を1年生に頼んだりして、学校に向かいます。学校から帰ってきたら自分の洗濯などをして、消灯が10時半なので10分前ぐらいにゴミの確認と掃除が終わっているかを僕が確認しています」

Q:元々そう言うのは得意だったのでしょうか?
「まとめるのはあまり得意ではないけど、絶対に経験になると思ったので、自分からやりたいと言いました。寮長は今年からやっているのですが、去年もゴミが溜まっていたりすれば自分から見に行って交換とかをしていたので、そういうのを今年は生かしたいと思って自ら寮長を希望しました」

ryo3.jpg

Q:寮生活で大変なことはありますか?
「一人ではみんなに伝えられないところがあるので、難しい場面がかなりあります。ただ、寮長が3人いるので、協力しながらやれているのは本当にありがたいです」