進学先を選ぶのは難しい。だからこそ、約4000校ある中から自身で選びぬいた理由が必ずある。今回は神奈川の強豪・桐光学園高校の山市秀翔選手に進学先として選んだ理由を聞いたぞ!

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山市 秀翔
■ポジション:MF
■学年:2年
■身長/体重:171cm/63kg
■前所属チーム:東急レイエス(東京)
■自分の見てほしいプレー:左足のキックと献身的な守備

Q:桐光学園を選んだ理由を教えてください。
「ふたつ理由があります。一つ目が桐光学園出身の中村俊輔選手(横浜FC)の存在です。自分は小学校の時に横浜マリノスの下部組織に所属していて、間近でプレーを見させてもらっていました。そこで自分もこういう左利きのプレーヤーになりたいと思ったんです。ふたつ目が初めて見に行った高校サッカーの試合が桐光学園だったからでした。小川航基君の世代で、等々力で行われた試合を見て憧れを持ちました。やっぱり桐光学園はすごいなと感じて、泥臭く戦う姿勢もあり、人間性も成長できるなと思ったのも大きな理由です」

Q:実際に入学してからはどうでしたか?
「全国を見てもこんなに充実した施設はありません。ベンチもスタンドもあって、グラウンドの側には筋力トレーニングができる部屋もある。サッカー選手を目指すために必要な設備や環境があるので、ここであれば3年間自分を鍛練できるなと感じました」

Q:プロに行く先輩も多くいました。2学年の上の西川潤選手(C大阪)、一つ上の奈良坂巧(町田)から学ぶことも多かったのでは?
「潤くんは代表の活動で留守にすることも多かったけど、意識の部分で学ばせてもらいました。代表の経験もあるので世界を目指す上での意識を教えてくれました。2年間一緒にやった奈良坂選手はオフの日もプライベートで筋トレに誘ってくれて、トレーニング方法を教えてくれました」

Q:選手権予選決勝の意気込みを教えてください。
「全国大会で神奈川県代表は東福岡と対戦しますが、そこは一度忘れて決勝に挑みたい。チームが一体になって、練習から雰囲気を上げていきたいです。今は緊張よりもワクワクしている方が強い。自分は2年生だけど、リーダーシップを発揮して、良さであるハードワークやセカンドボールの回収を出していきたいと思います」


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