記念すべき2021年1校目の取材は、「綾羽初のJリーガー」として、2021シーズンから松本山雅FCに加入する野々村鷹人選手を輩出した滋賀の強豪・綾羽高校サッカー部!
取材に協力してくれたのは新キャプテンの川村洸大郎選手だ!キャプテンになった経緯や新チームになってからのことを語ってくれたぞ!

川村 洸大郎
■ポジション:MF
■学年:2年
■身長/体重:173cm/62kg
■前所属チーム:Mioびわこ滋賀U-15(滋賀)
■自分の見てほしいプレー:サイドへの展開、スルーパス

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Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「もともと学年キャプテンをしていましたが、新チームになるにあたり、改めてミーティングをして決まりました。みんなに推された時はうれしかったですし、その時に覚悟を決めました」

Q:新キャプテンになってまだ日が浅いと思いますが、苦労している点は?
「まだ数ヶ月ですが、試合中に雰囲気が悪くなり、チームがバラバラになったことがありました。その中で常にリーダーシップを取り、先頭に立たないといけない難しさを感じています。特に綾羽高校は選手たちが考えて行動に移すボトムアップが特徴ですし、キャプテンはまず選手みんなの意見を聞く必要があります。その上で監督やコーチと意見交換をしますが、一つ間違うと板挟みになります。難しい面もありますが、その分、みんなが着いて来てくれた時はやり甲斐を感じます」

Q:問題解決はどのように行いますか?
「徹底的に選手間ミーティングを行います。意見をぶつけ合い、みんなが同じ意見になるまでミーティングを続けます。例え、ミーティングが長くなって練習時間が減っても、話し合いの時間は大切だと思っています」

Q:新チームになってどんな衝突がありましたか?
「試合中にボールを奪う位置で意見が食い違うことがありました。今年はポゼッションサッカーに取り組んでいます。FWやMFなど前の選手はできるだけ高い位置でボールを奪って相手を押し込みたいと思っていたけれど、DF陣はしっかりビルドアップしたいのでもう少し低い位置で奪いたいと考えていました。僕たちはハーフタイムに選手たちで話し合う時間を作っていますが、その短い時間では解決できませんでした。衝突は毎試合出てきますが、それを避けていては全国大会には行けません。キャプテンとしては、しっかりみんなの意見を聞いてチームを正しい方向に導きたいです」


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