2021年17校目の取材は、ヤンサカ初登場、兵庫の注目校・神戸星城高校サッカー部!
取材に協力してくれたのはキャプテンの苗村淳平選手だ!キャプテンになった経緯やキャプテンをやっていて良かったと思う瞬間などを語ってくれたぞ!

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苗村 淳平
■ポジション:GK
■学年:2年
■身長/体重:172cm/66kg
■前所属チーム:エベイユFC神戸(兵庫)
■自分の見てほしいプレー:ビルドアップのキックの質

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「今年に入ってから監督から指名してもらったのですが、1年生の頃からキャプテンになりたいと意識していました。中学まではチームメイトを引っ張るキャラではなかったんです。でも、監督に声を掛けてもらって神戸星城に入った恩返しがしたい、チームのために何かできないかと考えていたので、1年生の頃から、荷物の準備や片づけなどオフザピッチを意識していました。新チームになってキャプテンが決まるまでの間も、リーダーシップをとっていました」

Q:キャプテンになってからの変化はありますか?
「自分が先頭に立ち、まずはオフザピッチの意識や練習の質など自分の基準をみんなより高く設定すれば、みんなの基準が高くなると考えています。時には一番後ろに回って、頑張れない選手の背中を押してあげたい。目標である全国大会に出るには、常に高い基準で練習していかないといけませんし、一つひとつの質を高めていかなければいけません。そのためにも、まずは自分にプレッシャーをかけることで見本となる良いプレーをしたり、精神的に引っ張っていければと思っています」

Q:キャプテンをやっていて良かったと思う瞬間と大変さを感じる瞬間を教えてください。
「新人戦の準々決勝で関学に勝った時です。PKを止めたり、チームの先頭に立って戦えたので、これまでのどの勝利よりも嬉しかったです。でも、まだ意識が高い選手と低い選手がいるので、みんなをまとめきれない時は難しさを感じます。上手く行かない時は鼓舞するような声を掛けたり、ミーティングを開いてきつめの声掛けをするようにしています」

Q:新人戦は準決勝で敗れ、県大会を制する難しさも感じたのではないでしょうか?
「関学に勝って波に乗れるかなと思っていました。準決勝では神戸弘陵から先制点を奪い、勝てる気がしていたのですが、個人としては大会で一番調子が悪い試合で、周りの足を引っ張ってしまいました。立ち上がりに浮足立ち、チームの力になれなかったのが悔しいです。神戸弘陵は個人の能力が高く、上手さを感じたのですが、チームとしてのまとまりや気迫では負けていないとも感じました。そこはチームの良さだと思うので、もっと良くしていきたいです」

Q:今年の目標を教えてください。
「チームとして全国大会への出場を掲げています。チームの基準をもっと高めて、夏と冬の両方で全国に行けるよう頑張ります」


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