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2021年24校目の取材は、プリンスリーグ九州に所属する福岡の強豪・九州国際大学付属高校サッカー部！取材に協力してくれたのはキャプテンの吉田晃盛選手だ！キャプテンになったきっかけや今季の目標を語ってくれたぞ！

吉田 晃盛
■ポジション：FW
■学年：3年
■身長/体重：174cm/63kg
■前所属チーム：小倉南FCジュニアユース（福岡）
■自分の見てほしいプレー：ゴール前の嗅覚と熱いプレー

Q:今のチーム状況を教えて下さい。
「春先の九州大会や県大会の新人戦はまだチームが一つのなれていないと感じました。九州大会ではレベルの高いチームと戦えたのですが、一体感のなさが浮き彫りになってしまいました。ただ、個の力は去年よりはあります。特に攻撃は局面を打開できる選手が揃っています。チームが一つになっていけば、攻撃的なサッカーができる自信があります」

Q:シーズン当初、チームがうまくいかなかった理由は？
「キャプテンがすぐに決まらなかったんです。あえて決めなかったのも含め、一人に責任を負わせずにみんなが自覚を持って取り組みたかったんです。でも、キャプテンがいないことでチームをまとめる人があやふやになり、練習から一人一人の意識が足りない状況が続いていました」

Q:そこからどのようなきっかけでキャプテンになったのですか？
「九州大会で負けて、自分自身が情けなく、このままでは高校サッカーはすぐ終わってしまうという危機感を感じました。大会終了後の翌日に全体ミーティングがあり、その後に江藤謙一監督に『九州大会の反省を自分たちだけでやってもいいですか？』という相談をしたんです。そこでチームの決まり事やビルドアップの方法について議論し、『このままではダメだ』ということを自分が仲間に伝えたんです。九州大会では岩熊唯斗がキャプテンをやっていたのですが、唯斗の中ではゲームキャプテンが自分でチームキャプテンが僕という認識があったみたいなんです。僕も選手権決勝で負けてから覚悟を持って取り組もうと決めていたので、新キャプテンについてはっきりさせたいと江藤監督に伝えました。実は、自分も選手権予選の決勝が終わってから『チームに覚悟を持ってやるからついてきてほしい』という話もしていたんです。でも、キャプテンになれませんでした。だけど、新人戦が終わってから自分がキャプテンを改めてやりたいと想い、みんなの前で『覚悟を決めてやるので自分にキャプテンを任せてくれませんか？』という話をし、みんなが認めてくれてキャプテンになりました」

Q:最後に根気の意気込みを教えて下さい。
「高校サッカー選手権県予選で東福岡にリベンジしたいです。ライバルチームに勝った上で全国大会に出場し、上のレベルで戦えるようにしたい。チームとしては２点取られても３点取ることが理想。いっぱい点を取った方が楽しいので、周りから面白いと思ってもらえるチームにしたいです」


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