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2021年31校目の取材は、和歌山の強豪・初芝橋本高校サッカー部!取材に協力してくれたのはキャプテンの岡本直大選手だ!
キャプテンになった経緯やキャプテンの大変なところなどを語ってくれたぞ!

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岡本 直大
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:165㎝/55㎏
■前所属チーム:長野FC(大阪)
■自分の見てほしいプレー:左足のキック、DFポジションで出場した時の攻撃参加

Q:キャプテンにはどのような経緯でなりましたか?
「選手みんなでしっかりと話し合い、時間をかけて候補を決めました。その中から、阪中義博監督に選んでもらいました。2月ぐらいからキャプテンをさせてもらっています」

Q:キャプテンの大変なところは?
「1年生の時にも学年キャプテンを務めていましたが、今の立場になって振り返ってみると、1年生だけを見ていればいいし、チームのこともさほどしていなかったなと思います。118人の部員のキャプテンになると、チーム全体のことを考えなければいけませんし、監督に指摘されるよりも先に片付けや備品の整理などをしようと声をかけたいですし、やらなくてはいけないことがたくさんあるという印象です」

Q:今年はどんなチームですか?
「僕たちの代は、1年生の時に関西U-16リーグ・グロイエンで大量失点をしてきていたことから"最弱の代"だとも言われてきましたし、自分たち自身でもそれを認識していました。だからこそ、みんなで走って、チーム全体で助け合いながら戦えるようになりました。今はプリンスリーグ関西で戦っていても、当時のように"全然戦えない"という感覚になることはありません。守備は全員でカバーしあえると思っているし、うちのチームにはそれができる選手たちが揃っている。けれど、ゴールできなければ勝てないので、チームとして得点にこだわることができるようになっていければ。良い相手と対戦していることで、これからさらにチームとしても成長できますし、選手1人1人としてもレベルアップしていけると感じています」

Q:キャプテンになって良かったことは?
「責任を感じるので、その場の気持ちや他の人に流されることなく行動しようと考えるようになりました。それは人としての成長に繋がることなので、自分にとって大きなプラスになっていると感じています。また、阪中監督と直接話をさせてもらう機会も多くなったので、監督がどのように考え、どのように感じているかを感じ取れるようになったこともうれしいことです」

Q:この1年でどのようなキャプテンになっていきたい?
「きちんと自分の行動で示していけるキャプテンになりたいと考えています。3年生になってからはこれまでと違うポジションにも挑戦しているので、今は正直なところ精一杯な部分もありますが、ピッチでもきちんとそこに置いてもらっている意味を果たせるようになっていきたい。チームとしては、"全国大会でベスト8"という目標を掲げていますが、先のことよりもまずは目先のこと。1回戦を突破できなければいけないし、全国大会に出るためには県大会を勝ち抜かなければいけません。目の前のことを1つ1つクリアしていって、みんなで望んでいる結果を掴みたい。最後の選手権を終えた時、自分がキャプテンで良かったと監督や選手みんなに思ってもらえるよう、がんばっていきます」


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