【全出場校】第100回全国高校サッカー選手権登録メンバー【掲載中!】

そのチームの命運を握る重要人物に話を聞く『○○の誓い』。
今回は2年連続となる選手権出場を決め、28日に行われる国立競技場での開幕戦に登場する東京の強豪・関東第一高校サッカー部の肥田野蓮治選手に話を聞いたぞ!

DSC_1571.jpg
肥田野 蓮治
■ポジション:FW
■学年:3年
■身長/体重:180cm/71kg
■前所属チーム:FC東京U-15深川(東京)
■見てほしいプレー:左足のキックと展開力

関東第一高校サッカー部・肥田野蓮治の誓い!
Q:今年から背番号が7から10番に変わりました。どういう経緯で10番になったのでしょうか?
「去年の10番である笠井佳祐君(桐蔭横浜大)から選手権の2回戦で敗れた直後に、『お前がつけろ』ってピッチで言われたんです。そこから意識をするようになり、新チームが始まった時に監督からも言われてつけることになりました」

Q:10番の重みはどうでしょうか?
「チームを勝たせないといけないという思いがあります。インターハイ予選や関東大会予選では負けて、責任を感じていました。佳祐君はかなりゴールを取っていたので、自分もその姿を追い求めて得点にこだわりすぎていたんです。でも、インターハイで負けた時にチームを勝たせることが重要だなって思ったので、そこからチームのことを優先するようになりました。もともと自分は点を取るよりもアシストが得意。なので、持ち味を出せるようになったし、チームのために泥臭く戦えるようになりました。悩んだときに佳祐君に相談したこともあって、『点が取れない』という話をしたら、『まずはチームの勝利が大事だ』と言われました。チームが勝てば、自分も目立てる。まずはチームのことを優先したほうがいいと言われ、そこで気が付いたりもしましたね」

Q:参考にしている選手はいますか?
「家長昭博選手とか高萩洋次郎選手です。海外であれば、メスト・エジル選手を参考にしています」

Q:最後の冬はどういう大会にしたいですか
「関東一は2回戦以上に行ったことがないので、まずはそこを突破したい。Bブロックには強豪校が集まりましたが、負けるつもりはないですし、大会が楽しみです。良い選手が揃っている強いチームと対戦できるので、自分たちはチャレンジャーとして弱気にならずに思い切ってやりたいです」