【全出場校】第100回全国高校サッカー選手権登録メンバー【掲載中!】

2021年94校目の取材は2年連続4回目となる選手権出場を決めた東京の強豪・堀越高校サッカー部だ!
取材に協力してくれたのはキャプテンの宇田川瑛琉選手。キャプテンになった経緯やボトムアップでチーム作りなどについて語ってくれたぞ!

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宇田川 瑛琉
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:176cm/67kg
■前所属チーム:東京ヴェルディジュニアユース(東京)
■見てほしいプレー:危機察知能力、リーダーシップ

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「自分は先輩たちのおかげもあって、今の3年生の中では下級生の頃から一番試合に出させてもらっていました。その中で昨年は先輩たちと一緒にベスト8まで上り詰めたので、今年度は昨年度の基準を生かしてやっていこうという話になった時、自分は肌で全国の舞台を経験しています。なので、その経験も踏まえて自分がやりたいという気持ちがあったんです。去年は日野翔太君、1年生の時は坂本琉維君。そういう歴代のキャプテンたちの背中を見てきたので、先輩たちのように僕もチームの柱となってやりたいと思ったんです。後輩たちに残したいという想いもあり、全国大会に出られて、自分としては選手権のピッチに戻りたいと思っていました。そのためには自分が率先してやらないといけない。なので、立候補して、キャプテンに指名されました」

Q:堀越ではボトムアップでチーム作りを行っています。オーガナイズしていく難しさはどう感じていますか?
「難しさはあります。なので、リーダーグループの選手たちに助けてもらっていますし、自分の理想のキャプテンである日野君や坂本君の姿を意識しながら取り組んできました。その中で選手の交代や、試合のメンバーを決めることはやっぱり難しいですね。勝利した時は評価できるかもしれませんが、負けている時はオーガナイズに原因にあるのでそこをどうしていくかを考えてしまいます。試合状況に応じて出る選手を変えていく。怪我をする可能性がある選手もいるので、そこも踏まえながら、勝つために何が最善か。思うようにいく試合もあれば、そうではない試合もあったし、むしろ成功しない試合の方が多かった。なので、どうすれば成功できるかをかなり考えたので、キャプテンになってそこが一番難しかったですね」

Q:最後に選手権の意気込みを教えてください。
「キャプテンとして大会に出られるのは貴重な体験で、しかもうちはボトムアップでやっているので他のチームでは味わえない経験ができます。ただ、キャプテンとしての役割を全うしないといけないので、責任を果たす場でもあります。もちろん、楽しむことも大事だけど、勝つことに主眼を置きながら、チームを勝たせるためにどうすればいいかというのを考えて挑みたい。去年とはまた違ったメンバーで挑む大会なので、このチームで皆さんの目の前で一戦でも多く戦いたいです。最後の選手権で、後悔はしたくありません。望んでいるベスト8まで勝ち上がるために覚悟を持って挑みます」

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