2021年19校目の取材は、第99回全国高校サッカー選手権東京都予選で決勝まで勝ち進んだ大成高校!
取材に協力してくれたのはキャプテンの髙山築選手だ!キャプテンになった経緯や今年のチームの特徴などを語ってくれたぞ!

髙山 築
■ポジション:ボランチ
■学年:2年
■身長/体重:173cm/62kg
■前所属チーム:府ロクジュニアユース(東京)
■自分の見てほしいプレー:献身的な守備と気の利いたプレー。3列目からの飛び出し

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「キャプテンを誰にするかとなった時に、候補の一人として監督から話し合いの場に呼ばれました。"その中で自分がやります"と伝え、自分がキャプテンを務めることになったんです。最初は自分がやりたいという感じではなかったのですが、徐々に自分が引っ張っていこうかなという気持ちになっていきました。その理由は一昨年の宮脇茂夫君、杉田健君、昨年の片原崇也君の存在があったからです。先輩たちのような選手になりたいと昨年の途中に気付き、そこを越えられる選手になりたかったのでキャプテンを希望しました。元々キャプテンはやったことがないのですが、学校ではクラス委員などを小学校の頃から務めることが多く、先頭になってみんなをまとめるのは得意だったので迷いはありませんでした」

Q:実際にキャプテンになってみて、苦労などはありましたか?
「結構大変でした(笑)。緊急事態宣言が出されていた時期は部活動がなく、年末のフェスティバル以降は全く試合もできていなかったんです。なので、その時期は自分からLINEなどを使って発信し、チームメイトにやるべきことを伝えていました。特に意識してもらっていたのは、フィジカルの部分です。選手権を見て、上半身が強い高校は全く違うと感じました。自分たちが負けた堀越も青森山田には敵わなかったので、上半身と持久力を鍛えていこうという話をしましたね」

Q:全国大会に出るために、フィジカル面以外では何を一番伸ばさないといけないと感じていますか?
「やっぱりトップチームの中でもレベルや意識の差があるので、そこは全体的に底上げをしないといけない。そこはトップチームだけではなく、全カテゴリーが取り組まないといけない課題。全員で底上げをして、自分たちの代で選手権初出場を決めて全国の舞台に行きたいです」

Q:最後に意気込みを教えてください。
「今年は個性がある選手が多い。GKのバーンズ アントンや永田陸やFWの田中 ハーディー 啓秀なども色がある。これまでの代と比べて、自分たちは身体的に出来上がっておらず、身長も恵まれていないけど、ビルドアップをしながら前に進んでいくことができる。そうしたベースを持ちながら、今年は去年と一昨年に掴めなかった選手権出場を自分たちの代で掴みたいです。東京のチームでベスト8まで勝ち進んだことは励みになるので、そこを目指してやっていきたいと思います」


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