【取材校】ヤンサカ編集部がキミの学校をZOOMで取材【募集中!】

2021年44校目の取材は、インターハイ沖縄予選を制し、8月に行われる全国大会に2015年以来6年ぶりに出場、新人大会を含め二冠を達成した沖縄の強豪・那覇高校サッカー部!
取材に協力してくれたのは、キャプテンでGKの上地悠大郎選手!キャプテンとして練習中、心がけていることからインターハイ全国大会の意気込みなどを話してくれたぞ!

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上地 悠大郎
■ポジション:GK
■学年:3年
■身長/体重:173cm/68kg
■前所属チーム:ヴィクサーレ沖縄FCジュニアユース(沖縄)
■自分の見てほしいプレー:俊敏な反応でゴールを守る

Q:県大会優勝おめでとうございます!率直に、今回優勝できた要因は?
「今回は例年と違い、本島ではなく石垣島で開催されたんですが、大会には3年生全員で行くことができました。ベンチ外の選手も周りを全力でサポートしてくれたり鼓舞してくれたりと、みんなで勝とうという一致団結感も高まっていましたし、その結果として優勝できたことは本当に嬉しかったです」

Q:チームの雰囲気が良かったんですね。
「今の3年生はもともとみんな仲が良くて、試合に出ているメンバーだけでなくベンチ外のメンバーも一緒になって勝ちたい、優勝したいという共通認識があります。出られなかったメンバーも全力でサポートしてくれたし、出場した選手はそれに応えるために全力でプレーしました」

Q:全試合クリーンシートでの優勝でしたね。
「GKがすごいって思われがちなんですけど、DFラインがすごく頑張っていたと思います。僕自身GKとして無失点に抑えることはできたんですけど、まずシュートがほとんど打たれてなくて、アンカーも含めてDFラインの選手たちがしっかり声を出しながら鼓舞してくれました。球際にも積極的にいっていたし、ペナに入られてもしっかり足を出して止めてくれて、シュートを打たせないという気持ちが本当に出ていたと思います」

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Q:キャプテンとして練習中、心がけていることは?
「僕はGKなのでフィールドプレーヤーとは分かれて練習することがほとんどです。なので正直ずっと自分がまとめるっていう感じではないので、そこは副キャプテンの源河(侑季)と知念(桂史)に見てもらっています。自分は練習が終わってから一人ひとりに声がけして様子を聞いたりするんですが、通常自分がまとめたりすることができないので本当に副キャプテンには助けられています。でも全体の雰囲気が悪かったらキーパー練習をしながら『お前ら暗いぞ!』って言ったりすることもあります(笑)」

Q:試合でキャプテンマークを巻いたときに思うことは?
「試合で一番冷静なのはたぶんGKなんだろうなと思うし、周りが焦っているときに声をかけたりしてチームの雰囲気を上げていく仕事を全力でやっています」

Q:つらいなって思うことはないですか?
「一度もそう思ったことはないです。自分が言ったことに対してチーム全員がちゃんとやってくれるし受け入れてくれるので苦だなと思うことはないです。ただ、以前に言ったことに対して出来ていないなって感じたとき、強めの口調で怒鳴ったりします。別にキレてるというわけではないんですが(笑)。なあなあな雰囲気で練習に臨むことがめちゃめちゃ嫌なので、一度引き締めて雰囲気を正してグラウンドに入ることが大切なんじゃないかなと思っています」

Q:キャプテンになっていろいろ視野が広がったんじゃないかなと思いますが。
「結構気にして見ています。学校生活でも相当周りを気にするというか、次のことを考えて動いていて、周りにどんな影響を与えるかということを考えたりしながら行動しています。慎重に動くというわけでなく、自分がそうすることでどんなことになるのかというのを次のその先のところまで考えたりします。そうすることで気づくことが増えたり、こうなったときどうしたら良いかとか、そう思ったりする回数はだいぶ増えたなって感じがします」

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Q:最後に、全国インターハイに向けて意気込みをお願いします!
「まずは1勝。それを積み重ねてベスト8には行きたいという気持ちがあります。(今年の県新人大会を制し)九州新人戦で悔しい思いをしていたので絶対にリベンジしたいです。全国にはもっと強いチームがあるし、勝てたら選手権のための自信になり成長につながると思います。楽しんでプレーし、勝ちにこだわるサッカーを見せたいです」


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