仲間を引っ張る10番はチームの命運を握る重要人物。昨年は横山歩夢(現:松本山雅FC)をプロに送り出した東海大高輪台高校の10番に話を聞いたぞ!
取材に協力してくれたのは佐藤大地選手だ!

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佐藤 大地
■ポジション:FW
■学年:3年
■身長/体重:172cm/64kg
■前所属チーム:インテリオールFC(東京)
■自分の見てほしいプレー:スピードと身体の強さ

Q:自分の強みを教えて下さい。
「自分の強みはスピードと競り合いの強さ。そこが自分の良さなので、そこは生かしていきたいと考えています」

Q:先輩の横山選手もスピードが武器でした。そこと比較すると、どうですか?
「先輩は初速から飛ばして加速していくタイプですが、自分の場合は相手の前に身体を入れながらどんどん進んでいく。加速に関しては自信があるので、そこは少しタイプが違うかもしれません。ただ、正直に言うと、スピードは横山先輩の方が速いですね(笑)。だけど、自分も負けていないと思います」

Q:横山選手がプロに行ったことで意識の変化はありましたか?
「先輩が松本山雅に行ってくれたので、自分もプロ入りへの思いが強くなりました。先輩はお手本になる存在で、今まで見た選手の中で一番すごかったです」

Q:今年は10番を背負います。どういうプレーを見せたいですか?
「自分は今までの先輩とは全然違うタイプの10番。アシストも得点もどっちもして、チームを勝たせるプレーをしたい」

Q:理想とする10番像はありますか?
「2つ上の代で10番を着けていた藤井一志さんです。ピッチ内外で10番らしい振る舞いをしていたので、自分もコーチングをしながら、チームを盛り上げられる10番になりたいと思っています」

Q:最後に今年の意気込みを教えて下さい。
「2年前は高校サッカー選手権予選の決勝で敗退し、去年は都大会の1回戦で敗れました。悔しい負けが続いているので、その経験を生かして勝負にこだわれるチームになっていきたいです」