仲間を引っ張る10番はチームの命運を握る重要人物。特に市立船橋の10番はカレン・ロバートさん(元ジュビロ磐田ほか)など、Jの舞台に進んだ数多くの選手が付けた伝統のある特別な番号だ。そこで今回は市立船橋高校で10番を託された山本大輝選手に話を聞いたぞ!

山本 大輝
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:172cm/65kg
■前所属チーム:Wings U-15(千葉)
■自分の見てほしいプレー:ロングキック、チャンスメイク、駆け引き

Q:今年から10番を託されました。プレッシャーを感じたりしますか?
「10番を付けたことで周囲から注目される、プレッシャーも今まで以上にかかります。その中で良いプレーをしないといけません。ただ、自分は意識をし過ぎると良いパフォーマンスを出せないタイプ。なので、いつも通り市立船橋で求められるプレーをし、その中で自分の良さを出すことを意識してプレーしています」

Q:10番になった経緯を教えて下さい。
「3月下旬の船橋招待で初めて10番をつけました。正直、びっくりしました(笑)。自分が10番になるとは想像していませんでした。平良碧規か坪谷至祐がつけると思っていましたし、アンカーの選手がつけるイメージがあまりなく、今までの先輩たちも前の選手がつけることが多かったので意外だったんです。もちろん、最初はプレッシャーもあったのですが、番号が何番だろうとやることは変わりません。10番を付けたとしても、自分のやるべきことは変わらないので、自分のやるべきプレーをやろうと思いました」

Q:10番として、どのようなプレーをしたいですか?
「自分のパスからチャンスを作りながら、状況が悪い時は1本のパスで流れを変えたい。その中でゴールも狙っていく。ロングシュートも打って、しっかり結果を出したいと思います。そして、苦しい時にチームのモチベーションが落ちてしまうので、そこで声を掛けられるようにもしたいです。チームの雰囲気も変わるので、そこもやっていきたいと考えています」