<<インターハイ応援企画>>
<<YouTubeでもおなじみの那須大亮さんがみんなの学校にやってくる!>>
<<また、抽選に参加してくれた選手10名に好きなスパイクをプレゼント!>>


ーーー

愛知の強豪・名古屋高校サッカー部!キャプテンの髙野日向選手。後編となる今回は髙野選手に全国大会に出るということの意味や意義などを話してもらいました!

IMG_0705.jpg
髙野 日向
■ポジション:GK
■学年:3年
■身長/体重:183cm/70㎏
■前所属チーム:東海スポーツ(愛知)
■見てほしいプレー:「1対1のシュートストップとクロス対応です。それと僕は声を出すこと、気合が一番の持ち味だと思っているので、そこを前面に押し出してみんなの背中を押せるようにしています。好きなのは槙野智章選手ですね、菊池流帆選手もそうですが、ああいう気合を押し出してプレーする選手は見ている方にも熱が入りますから。自分もそういう選手になりたいと思っています。まだ簡単なミスがちょくちょくあるので、試合を通してそういった部分をなくして、無失点に抑えられるようになりたいです」

Q:今年の名古屋高校の特徴は?
「僕がキャプテンなのでとにかく声を出すこと、一つひとつ気持ちのこもったプレーをしないと一つの隙で負けてしまうと思っています。去年の悔しい想いをばねに、1日、1日の練習から取り組めるかだって僕は常に言っています。ウチのチームの特徴はまず気持ちのこもったプレーと気迫と声。プレー面で言えば今年のリーグ戦では今のところ最多得点なので、攻撃力が愛知ではトップレベルなのかなと思います」

Q:名古屋高校のチームカラーとしてはどうでしょうか。
「チームカラーはこれまではパスサッカーとか、そういったきれいな崩しをテーマにしてきたと思うんです。でも去年の選手権後から今年は本当に勝つサッカーで、1点でも多く相手よりも取れば勝ちだと。パスサッカーとかきれいなものではなく、とにかく勝つサッカーをみんなでやっています」

Q:では勝ち負けを分けるものは何だと考えていますか。
「勝ち負けを分けるものは、やっぱり試合の中での気持ちですね。おそらく今の愛知県のサッカーはどんぐりの背比べで、ここ6大会ぐらい連続で愛知県代表の学校は違っていると思います。そのぐらい拮抗した中では、県内の戦いを分けるのは試合中にどれだけ気持ちを切らさず、集中も切らさず、みんな気迫を持った11人とチーム全員でやれるかどうかだと思います」

Q:チームをその方向にもっていくためにキャプテンとしてやっていくことは?
「ああ、もうそこは苦労しかないです(笑)。僕は常日頃から元気にやろうとか、ポジティブな言葉ばかりをかけているんですが、そこにみんなも便乗してくれるんです。それなりに元気な子もいますし、本当に"サッカーバカ"もたくさんいます。僕もサッカーバカですが、それをまとめていくのは本当に難しいですね。いま、部員は111人いて、全員を一気にという場面は少ないですが、トップチームをまとめるだけでも相当に大変ですね...。言うことは聞いてくれるまでが時間がかかるという感じで(笑)。まあ、ここだけの話、けっこうそこは悩みですけど、静かにやるより全然良いので(笑)」

Q:ただ自分のそういう熱に、熱で応えてくれるのは嬉しいですね。
「確かにそうですね。最近は僕のカラーがチームのカラーになっているので、キーパーというポジションで後ろからみんなの背中を押すような声をかけ続けているからなのか、それはわかりませんが、みんな気合をもってやってくれているので。そこは僕のカラーがチームに浸透しているな、と感じます」

Q:ここから"全国"という名前が付く大会も始まります。自分とチームの目標は?
「まずはインターハイの出場権を取らなければいけないですし、県内でも名古屋高校は注目されています。その期待に応えないといけないのが一つ。それと新人戦がなくなったの、今年は3冠ですね。まずはリーグ戦で優勝すること、インターハイ、選手権。目標の一番としては3冠ですが、まず現時点ではインターハイの出場権を取りきって、全国に出ることが一番の目標ですね」

Q:全国大会に出るということの意味や意義をどう考えますか。
「歴史が長い名古屋高校のサッカー部で、全国に出たことはまだ1回しかないので。これまでの先輩方が築き上げてきた名古屋高校のブランドをそろそろ結果につなげないといけないとは思います。結果、というのが全国大会を意味するものとしては一番大きいと思います」

Q:全国に出ると、何かが変わると思いますか?
「変わるかな...自信になりますよね、それは。選手権に向けてもそうですし、みんながもっとサッカーを好きになりそうですよね。みんな意識が高いので、全国大会に出たら変わるものがあるとしたら、今考えられるのはもっとサッカーを好きになるんだろうな、ってことですね」

Q:勝ちたい、全国に出たいチームのキャプテンでしかもキーパーというのは、プレッシャーになってもおかしくないと思いますが。
「プレッシャーはあまり感じないようにしているんですよ。毎試合、キャプテンマークを巻くときはドキドキしていますけど、歴史のあるものなので。でもプレッシャーはあるっちゃありますけど、そんなに背負うものもないかなって。プレッシャーを力に変えるっていう人もいますが、僕はそんなに器用な人間ではないので。もともとその部分は気楽にって感じで、そんなに気負うこともないなって思っています」

Q:緊張もあまりしないタイプですか。
「緊張はするんですけど、なんか試合に入ったら解けて、中学時代もけっこう大一番で仕事をするって目標を持ってやって、それで結果を出せていた部分もあったので」

Q:改めて、今年の目標を聞かせてください。
「目標はとにかくリーグ戦で勝ち続けてインターハイも取って、選手権も取る。去年の悔しさというものを全部晴らしたいというのがチームの目標です。個人的な部分では、僕は死ぬまでサッカーに携わりたいんです。だから高卒でJリーガーになることをまずは目指していますし、インターハイなどに出ればスカウトも見に来てくれると思うので、そこでアピールしてプロへの道を進むのが目標です」

cp_banner1.jpg