2021年シーズン、幾多ある高校サッカー部において、各々特有のあるあるネタがきっとあるはず!?
今回は静岡の伝統校・清水東高校サッカー部ならではのあるあるを聞いてみたぞ!

①入部してまず叩き込まれること
服部「サッカー部、野球部、ハンドボール部が同じグラウンドを分け合いながら練習しているので、他の部活のほうにボールが入っちゃったときは大きな声で『ボールです!』って言うんですよ。これは徹底しないと危ないので、これも伝統として1年生で入部すると最初に厳しく指導されます」

②壁にぶつかりがち
中澤「何年か前から旧校舎の建て替え工事をしていて、今はグラウンド内に仮設の壁があるんですよ。スペースに余裕がなくて壁に近いところで練習しているので、ボールに集中していると、勢い余って壁にぶつかることがあります。でも、みんなわかっているので、ケガするほど強くぶつかることはないです」

③OBのコーチングスタッフが多い
池田「伝統校で進学校なので、教員になって帰ってくるOBが多くて、コーチングスタッフがすごく多いんですよ(渡邊勝己監督もサッカー部OB)。外部スタッフも入れると10人近くいるのかな。すごく手厚いサポートがあるのはありがたいです」

④スタッフのモノマネしがち
佐藤「スタッフのモノマネがうまい奴が多いんですよ。それで笑わせてもらってます。とくに池田とか(笑)」
池田「3人か4人ぐらいはできますね。僕の他にもうまい人がいますよ」

⑤上下関係が厳しくない
池田「部内の上下関係があまりなくて、何でも1年がやっとけという感じではなくて、みんなで準備するし、みんなで片付けもします。もちろん挨拶はちゃんとしますけど、先輩に怒鳴られたり買い出しに行かされたりというのはないですね。みんな合理的なんでしょうね」
服部「2年なのに遠慮なくツッコんでくるもんな(笑)」
池田「服部・池田間は、中学から同じポジションで一緒にやってきて6年目なんでね。仲良くいじらせてもらってます(笑)」

⑥パークに行きがち
服部「学校の近くに秋葉山公園というのがあるんですが、1周800mぐらいあってそこによく走りに行くんですよ。その公園ことをサッカー部では『パーク』と呼んでいて、『パーク行け』って言われたら『今日は走りかぁ......』ってなります」
中澤「だいたい走るメニューも決まっていて『今日は各パー』と言われたら、各自でパークを10週走るということです」

⑦土のグラウンドあるある
服部「土のグラウンドなので、雨が降るとパーク練になることが多いですが、少し水たまりがあるけどやれるなという日は、スライディングとかダイビングヘッドとか、ぬかるんでいる日しかできないメニューをよくやります」
池田「それでドロドロになって終わった後は、シャワーの数が限られているので争奪戦になります(笑)」

あるあるを教えてくれたのはこの4人!

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池田 遼介
■ポジション:GK
■学年:2年
■身長/体重:178cm/65kg
■前所属チーム:清水FC(静岡)
■自分の見てほしいプレー:長短のキック精度

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服部 孝太郎
■ポジション:GK
■学年:3年
■身長/体重:180cm/74kg
■前所属チーム:清水FC(静岡)
■自分の見てほしいプレー:後ろからのコーチング

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中澤 翼
■ポジション:左ウィングバック
■学年:3年
■身長/体重:167cm/58kg
■前所属チーム:清水エスパルスSS静岡(静岡)
■自分の見てほしいプレー:1試合通して走りきる体力とスピード

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佐藤 祥太郎
■ポジション:MF(インサイドハーフ)
■学年:3年
■身長/体重:178cm/67kg
■前所属チーム:清水エスパルスジュニアユース(静岡)
■自分の見てほしいプレー:独特なリズムのドリブル


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