2022年18校目はプリンスリーグ東海で戦う岐阜の強豪・帝京大可児高校サッカー部!取材に協力してくれたのはキャプテンの原田逸希選手だ。
後編となる今回は、攻撃面でもっと伸ばしたい部分などを話してくれたぞ!

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原田 逸希
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:178cm/70㎏
■前所属チーム:豊田AFC(愛知)
■見てほしいプレー:「自分は特にフィジカルなどに優れているわけではないので、ビルドアップや時折入れるロングボールが見てほしいところですね。守備で言えばセルヒオ・ラモス選手、ビルドアップでいえばチアゴ・シウバ選手やエリック・ガルシア選手のプレーが好きです。今後は1対1の守備など、センターバックとしてのディフェンス面がまだまだ弱いので、そこを鍛えて、伸ばしていきたいです。ビルドアップもセンターバックですから、ミスはゼロでチームを後ろからしっかり組み立てていきたいです」

Q:個性のある選手たちをまとめていくのは苦労もありますか。
「特別にとがった選手がいるわけではないので、苦労というものはありません。でも試合でうまくいかなかったり、リードされて試合を折り返したりした時には雰囲気が悪くなったりもするので。そこで対立するようなことにせず、自分が選手に声をかけて、落ち着かせて、後半は立ち上がりから雰囲気を変えてやれるようにはしていきたいです」

Q:新チームが始動しています。今年の立ち上がりはいかがですか。
「新チームが始まって、なかなか試合もできなくて大変だったんですけど、3月には試合もやれて。公式戦も始まりましたが、勝ったけど内容は特には良くなかったので、そこもこれから良くしなければいけないです。チームの連係を良くして、全体的にレベルアップしていかなければいけないと思っています」

Q:今のところで感じている可能性などはありますか。
「去年と比べると、守備面では少し良いかなと思っているんです。去年のチームは一人ひとりの能力がすごかったので、攻撃がすごくて。そこにはまだ追いつけていないんですが、守備ではいろいろな相手にはめることができるようになってきているので、守備からリズムを作ることも、このチームではできるのかなとも思っています」

Q:攻撃面でもっと伸ばしたい部分は?
「5バックでも4バックでも、引いた相手に対しては僕たちの得意な崩しがまだできていないので、どんな相手でも崩しから点を決められる、自分たちのサッカーができるように、やっていきたいと思います」

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Q:チームの"旗揚げ式"ではプレミアリーグ昇格、インターハイ制覇、選手権制覇と大きな目標を掲げました。
「目標が低いとみんなのモチベーションは下がってしまいますし、気合も足りないと思うんです。大きな目標を立てることで、みんながもっとやらないといけない、と思ってくれればと。自分もしっかり責任を感じながらやれると思ったので、大きな目標を立てることにしたんです」

Q:そこにアプローチしていくために、まずやらなければいけないことは?
「すべてのレベルアップをしなければ、今は全然足らないなということは思っていて。体力面も技術も、フィジカルも、すべて。最終的な目標は選手権になってきますが、そこに向けてすべてのレベルを上げていかなければいけないなと思っています」

Q:全国の舞台というのは、自分にとってどういうものですか。
「自分が思っているのは、まず岐阜県を制するのは絶対条件で、どれだけ全国でやれるのかが大事だと思っています。岐阜の相手でやれても、全国の相手ではやれなかったりすることが多いので、全国の強豪とでもやりあえるようなチームにできたらいいと思っています」

Q:先輩たちの残した実績は、刺激ですか。
「めちゃめちゃ大きな刺激です。一昨年は青森山田戦を見ていたし、去年も桐光学園戦を近くで見て。やっぱりあの雰囲気はすごく良くて、あそこに立って試合ができれば、それはすごく楽しいだろうし、良いものだろうなって感じています」

Q:キャプテンとして、そういった1年をどう過ごしていきたいですか。
「自分も3年生で、最後の1年です。先輩たちの積み上げてきた歴史もすごいですし、それを超えるために今後はゲームや練習、すべてに気合を入れて、レベルアップして、今年の目標を達成しながら帝京大可児のサッカーをできるようにしたいです」

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